電算システムＨＤ Research Memo（7）：CMCを完全子会社へ。地域企業のデジタル化やDX推進に貢献

■トピックス

1. 地域企業のDX推進支援強化に向けて(株)CMCを完全子会社へ
電算システムホールディングス<4072>は2021年12月にシステム開発のCMCの発行済株式の全てを取得し、完全子会社化することを決議し、2022年春に株式取得を予定している。CMCは地域の主要企業をはじめとする企業を対象に、様々な課題を解決するためのシステム開発から運用・保守、特に会計システムを中心とした業務システムの導入及び支援、ネットワーク構築支援などの実績を有している。また、勤怠管理をスムーズに行うため、外国語表記にも対応したオリジナルパッケージソフト「TaskCal 勤怠管理」を保有しており、多くの採用実績がある。CMCがこれまでに培ってきたシステム提案力やシステム開発力と、同社の営業力・システム開発力・技術力等の連携によるシナジーの発揮により、地域企業のデジタル化やDX推進に貢献することが期待される。


企業のChromeブラウザのクラウドによる運用管理を支援
2. 企業向けChromeブラウザ クラウド管理の導入支援・サポート開始
2022年2月より、Googleが提供するChromeブラウザクラウド管理及びChromeブラウザエンタープライズサポートの導入支援とサポート対応の提供を開始した。InternetExplorer11が2022年6月15日にサポート終了となることから、乗り換え先のブラウザを検討する企業が多く出てくることが予想され、GoogleCloudプレミアパートナーとして数々のGoogle製品を取り扱ってきた実績とノウハウを生かし、企業のChromeブラウザのクラウドによる運用管理を支援する。メーカーのサポートからさらに一歩深く顧客の個別環境に対しても対応できるよう、体制を整えた上で万全のサポートを提供していく。

（執筆：フィスコアナリスト　村瀬智一）


＜EY＞