ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433>は12日、2021年8月期第1四半期(20年9月-11月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比13.9%増の206.23億円、営業利益は同40.7%増の14.32億円、経常利益は同49.3%増の15.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同60.8%増の8.95億円となった。

アウトソーシング事業の売上高は前年同期比1.4%減の56.96億円、営業利益は同34.4%増の7.36億円となった。強みである通信・モバイル分野では5G需要などを見据えたクライアントとの関係強化に取り組んだ。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、空港関連などの案件が縮小したものの、政府によるコロナ禍における経済支援策の運営業務を受託するなど、事業環境が変化する中、新規案件の獲得に注力した。

人材派遣事業の売上高は前年同期比26.2%減の16.81億円、営業利益は同22.2%減の1.47億円となった。ツーリズム業界においてGo Toキャンペーンによる国内旅行の添乗員派遣需要に一部持ち直しが見られたものの、空港などにおけるクライアントの店舗休業、時短営業などの影響により業務が縮小した。

EC・TC支援事業の売上高は前年同期比44.2%増の99.75億円、営業利益は同21.3%増の2.78億円となった。強みとするファッション・スポーツ分野では、コロナ禍による消費行動の変化を捉え、ファッション・スポーツ業界に注力してきたことによるノウハウの蓄積を活かしたマーケティング活動を強化し、クライアントとのパートナー化を促進するとともに、食品分野など新たな業界のECサイト運営受託の取り組みを推進した。

ホールセール事業の売上高は前年同期比52.6%増の29.73億円、営業利益は同221.6%増の3.75億円となった。保有する有力ライセンスを活かすとともに、コロナ禍における生活スタイルの変化を捉えた高付加価値の商品企画・製造を強化することにより、既存クライアントの売上拡大を図るとともに、新規取引先の開拓に注力した。

その他の売上高は前年同期比74.9%減の2.96億円、営業損失は1.00億円(前期は0.60億円の損失)となった。システムエンジニアの受託案件などが好調に推移したものの、訪日外国人向けのランドオペレーティングなどの案件が大幅に縮小した。

2021年8月通期の連結業績予想については、売上高は前期比2.1%増の730.00億円、営業利益は同11.1%増の35.00億円、経常利益は同7.1%増の36.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同37.1%増の18.80億円とする期初計画を据え置いている。


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情報提供元:FISCO
記事名:「ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、デジタル営業支援、ホールセール事業が好調