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フォーバル Research Memo(5):第2四半期進捗率は売上・各利益ともに前年同期以上の進捗


■今後の見通し

フォーバル<8275>の2019年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比3.2%増の53,000百万円、営業利益が同5.1%増の3,000百万円、経常利益が同4.7%増の3,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.9%増の1,830百万円と増収増益を予想している(期初予想から変化なし)。実現すれば、11期連続の営業・経常増益と着実に成長する計画である。

主力のフォーバルビジネスグループが好調に推移し全社を引っ張る構造は2019年3月期も続く見込みだ。その中でアイコンサービスは販売会社経由の導入(OEM)を増やす戦略である。フォーバルテレコムビジネスグループは上期の勢いのまま好調に推移する予想。総合環境コンサルティングビジネスグループの反転攻勢により懸念材料はなくなった。売上高の第2四半期進捗率は50.1%(前年同期は47.8%)であり、上期は順調な進捗だった。2018年10月から連結された第一工芸社(半期の売上高で約500百万円規模)の売上高も上乗せされるため上振れる可能性が高い。

営業利益に関しても第2四半期進捗率は45.2%(前年同期は42.2%)と前期よりも進捗が良い。同社の事業は約4割がストック型ビジネスであり、期末に向けて売上・利益が積み上がる傾向にある。2019年3月期は11年連続増益に向けて視界良好である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)



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