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RIZAP-G---2大成長分野「スポーツ」と「フード」へ本格進出


RIZAPグループ<2928>は14日、2018年3月期第3四半期の決算説明会を行い、RIZAP事業の飛躍的成長に向けて2大成長分野への本格進出を開始するとの発表。それは、「スポーツ」と「フード」である。

「スポーツ」において、政府は東京五輪開催の2020年に10兆円、2025年には15兆円の市場規模を目指している。政府主導によってスポーツ市場がより大きな成長産業へ変貌していくことが見込まれており、このスポーツ市場において、RIZAPグループはキーワードとして、「スポーツ×テクノロジー」を掲げている。IoT技術の活用により顧客のあらゆるデータを収集、蓄積し、ビッグデータ・AIをもとに自己実現をサポートしていく考えだ。その第1弾としてRIZAP GOLFにおいてソニー<6758>と提携し、従来から進化したサービスを4月1日よりスタートさせる。これは、子会社であるRIZAP(本社:東京都新宿区)のデータ分析から生まれたゴルフ上達のノウハウ、コーチングスキルに加えて、ソニーの小型高性能センサーやスイング解析技術、映像技術を融合させ、付加価値向上を図ったものである。

昨年12月にグループ入りしたプロスポーツショップB&Dでも、新たにセンサーを活用した「適性種目診断サービス」を開始する。これは、利用者の動きを3次元で検知するセンサーや、独自の測定・分析プログラムで顧客の運動能力を測定し適性のあるスポーツ種目を判定するものである。先端テクノロジーで自分に適したスポーツを知ることで、スポーツの楽しさを実感するサポートを行う。

「フード」においては、RIZAPボディメイクにおいて顧客98,000人の毎食3,000万食以上を管理している。大学や医療機関との連携も進めており、「食と運動」の共同研究によりメソッドを進化させている。RIZAPの低糖質食「LOCA-Labo」は、ECサイトで注文できる手軽さも好評で2017年12月の売上は、2017年4月の3.4倍と急成長を遂げている。さらに、1月30日には、デリバリー弁当を提供しているご馳走屋惣兵衛(本社:滋賀県高島市)がグループ入りを果たし、今後の動向に注目が集まっている。

また、RIZAPの新たな挑戦として、タイガー魔法瓶(本社:大阪市門真市)との戦略的提携によるRIZAP低糖質米プログラム(仮称)3月下旬よりスタートさせる。米粒状加工食品「とらひめ」の定期配送や「とらひめ」調理器などをサービスラインナップとして掲げている。

RIZAPグループは、2018年~2019年にかけて2大成長分野「スポーツ」「フード」への戦略的投資を集中し、飛躍的な成長を目指していく。2021年3月期には、両分野合計で売上高 1,000億円以上を達成したい考えだ。




<MH>

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