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注目銘柄ダイジェスト(前場):ニトリHD、旭ダイヤ、JPHDなど


ニトリHD<9843>:17340円(-660円)
大幅続落。上半期営業利益は480億円程度となり、前年同期比2%減少したもようとの観測報道が伝わっている。従来予想の485億円を下回ったようである。決済レートが円安になったことで輸入採算が悪化したほか、大型店の新規出店に伴って販管費も膨らんだ。下期の為替予約のレートは円高水準で今後の収益回復は想定されるものの、連続増益記録が株価のプレミアムになっているだけに、減益決算に対するネガティブ反応は強まりやすい。


イムラ封筒<3955>: - 円( - 円)
ストップ高買い気配。安倍首相が28日召集の臨時国会冒頭にも衆院を解散する意向を固めたと報じられている。10月22日の投開票を軸に日程が探られているようだ。足元では、衆院解散・総選挙の思惑は低下していたとみられ、サプライズも強まる状況のようだ。こうした流れを受けて、選挙関連銘柄として位置づけられている同社やムサシ<7521>などには短期資金の関心が集まる状況となっている。


旭ダイヤ<6140>:1124円(+125円)
大幅続伸。先週末に業績予想の上方修正、並びに配当金の引き上げを発表している。上半期営業利益は13億円から17.9億円に上方修正、第1四半期決算時に続く上方修正となる。通期は16.6億円から29億円に増額で、配当金計画も通期10円から13円に修正している。電子・半導体、輸送機、機械、建設石材など各業界向け工具類が順調に推移。上半期の修正幅は市場想定を上回っているとみられ、通期ではさらなる上振れも期待できるといった見方に。


JPHD<2749>:374円(+21円)
大幅続伸。安倍首相は2019年10月の消費増税を予定通り実施し、増税分の使い道に子育て支援や教育無償化の財源を加える検討に入ったと報じられている。増税分の約8割を財政健全化に回すとした使途割合も見直すもよう。子育て支援関連の最右翼とも位置付けられている同社には、一段の政策支援期待が高まる状況につながっている。同社のほかライクKN<6065>などにも買いが先行。



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