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日本トリム---第1四半期減収減益となるも、国内整水器販売事業は期初計画に沿って進捗


日本トリム<6788>は27日、2018年3月期第1四半期(17年4-6月)連結決算を発表。売上高が前年同期比15.5%減の36.23億円、営業利益が同27.5%減の6.87億円、経常利益が同22.1%減の7.18億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同24.1%減の4.56億円だった。

ウォーターヘルスケア事業の売上高は前年同期比16.3%減の34.17億円、営業利益は同26.5%減の6.95億円だった。国内の整水器販売事業では、直接販売部門、取付・紹介販売部門及び店頭催事販売部門が、電解水素水を活用した「健康経営」の企業への提案強化やPRの刷新に取り組み、期初計画に沿って進捗している。浄水カートリッジ販売についても順調に伸長している。海外では、中国・ベトナムとの大口取引が本格的に開始し、海外向け輸出が大きく増加した。農業関連事業では、2月に高知県南国市に日本初の電解水設備を導入したオランダ式園芸用大型ハウスが完成し、電解水素水を利用したパプリカ栽培が新聞・テレビの各種メディアで取り上げられ、高い注目を集めている。本格的事業化に向けて、今後も「還元野菜(R)」の栽培技術の向上や育成効果の実証を推進していく考え。

医療関連事業の売上高は前年同期比0.4%増の2.05億円、営業損失は0.07億円(前年同期は0.02億円の利益)だった。先進医療関連事業において、再生医療・細胞治療及び難治性血液疾患の治療のため、さい帯血由来幹細胞の長期保管事業を展開し、国内市場シェア約95%を保有するステムセル研究所では、17年6月末時点の保管者数は41,128名となり、着実に伸長している。電解水透析事業の「電解水透析」では、電解水透析室を中心に体制を強化し、営業活動に注力。研究では、16年12月末を期限とする5年間の予後調査を実施し、その1年目の中間報告結果が8月にも国際学術誌に掲載される見込みとなっている。中国病院運営事業は、中国における慢性期疾患(糖尿病治療、血液透析等)治療において、フラッグシップとなる北京市での病院開業の準備を進めており、本年秋頃の開業を目指している。

2018年3月期通期連結業績については、売上高が前期比5.1%増の160.30億円、営業利益が同2.8%増の30.10億円、経常利益が同7.0%増の31.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.5%増の20.00億円とする期初計画を据え置いている。




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