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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:地政学リスク上昇で防衛関連の一角の細谷火工に注目



以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年7月5日18時に執筆


北朝鮮が4日に発射したミサイルに関して、米政府は、大陸間弾道ミサイルICBMだったと発表しました。

日本時間の4日15:30に、北朝鮮はICBMの発射実験に成功したと国営メディアを通じて発表していましたが、場合によってはアラスカまで到達する航続距離を手にした可能性があります。

東アジア地域での地政学リスクが生じると株式相場で注目されるのが防衛関連銘柄。そこで本日は防衛関連銘柄の一角である細谷火工<4274>に注目してみていきたいと思います。


■細谷火工<4274>の基本情報

自衛隊向けの照明弾や発煙筒など、訓練用火工品の大手となるのが細谷火工<4274>です。対ミサイル防御用火工品や戦闘機向けの救命胴衣用自動膨張装置なども手がけており、防衛関連銘柄の中でも初動が早い銘柄となります。


■細谷火工<4274>チャート分析

細谷火工<4274>の日足チャート1年を見ていくと、

・2017年4月13日の高値1,645円
・2017年6月21日の高値885円

を結んだラインを上値抵抗とした微妙に右肩上がりのチャート形状となっていましたが、昨日2017年7月4日の北朝鮮によるミサイル発射報道で急伸。本日は1,010円の高値をつけるなど激しい値動きをしています。

細谷火工<4274>は、売上高や純利益自体はここ数年横ばいが続いており、株価が上がるような材料や施策は見つからない状態。加えて、防衛省向けの火工品自体は予算削減で減少傾向にあります。

北朝鮮によるミサイル発射実験や、核実験に関する報道が流れると急激な株価上昇が見込めますが、仮に北朝鮮などの地政学リスクに関する報道をきっかけとして取引を検討する場合には、短期の割り切りに留めておくのが安牌でしょう。

以前にも防衛関連銘柄を深掘りしてまとめた記事を書きました2016年12月13日付 『来年勝ちたい投資家は必見今後、必ずや焦点となるであろう防衛関連銘柄を深掘り特集』がありますので、一度目を通しておいて頂けると何かの参考になるかと思います。

また、こうした超短期銘柄を手がける場合には、速報性の高い情報ソースや株情報サイト等を常にウォッチしておくと情報の確認漏れなどおきませんので、おすすめです。

「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、何卒宜しくお願い致します。

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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏




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