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SDエンター Research Memo(12):新規事業では軌道に乗った保育事業と放課後デイサービスの出店を加速へ


■中長期の成長戦略

4. 新規事業
新規事業は2015年7月に子会社化したエムシーツーとフォーユー、及びそれぞれの子会社を通じて展開している。SDエンターテイメント<4650>は2社を子会社化後、注力事業を介護事業から認可外保育と放課後デイサービスにシフトし、出店した施設の黒字化を図りつつ、出店モデルの確立を目指してきた。両事業とも第1陣の施設が黒字化もしくはそのめどが立ったため、2018年3月期には第2陣の施設網拡大を行う予定だ。

認可外保育事業については、「ホウェイルキッズ・経堂」など同社は都内で2施設の認可外保育所を運営している。順調に業容が拡大し、当初の計画どおり、2016年12月には黒字化したもようだ。こうした順調な進捗を受けて、2018年3月期には新たに3施設の出店を行い、23区内で5施設体制とする計画だ。

同社が認可外保育を強化する背景には、社会貢献への視点や、同社自身の女性の人材確保という目的がある。2018年3月期の出店のポイントは、企業と連携し企業が働く母親を支援するニーズを取り込む、言わば企業内保育所の代替施設的なコンセプトを想定している点だ。都心部で働く母親が子供を預けやすい立地や、同社と母親の勤務先企業との契約で手続きが完了して母親の手を煩わせないような仕組みの導入などが特長になるとみられる。

放課後デイサービスでは、都内と横浜で合計2施設を運営している。こちらも順調に進捗し、2017年3・4月での黒字化が見えてきた状況だ。放課後デイサービスは参入する事業者が少ない一方、社会的ニーズは強いため、2018年3月期に2施設を開店して首都圏4施設体制に拡大する計画だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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