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Pウォーター Research Memo(5):目標売上高20,000百万円達成が視界に保有顧客数が第3四半期で目標超え


■今後の見通し

● 2017年3月期の業績見通し
プレミアムウォーターホールディングス<2588>の2017年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比53.1%増の20,000百万円、営業利益は同535百万円減で500百万円の損失、経常損失で同627百万円拡大の650百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同905百万円減で900百万円の損失の見込みである。

売上高の増加幅が大きいが、同社の事業特性はストックビジネスのため予想精度が高く、単純な経営統合による2社売上高の足し算だけでなく、足元の新規顧客獲得ペースが上がっていることを加味すると予想数字の現実性は高い。第3四半期単独(10月~12月)の売上高は5,436百万円であり、仮に第4四半期が第3四半期並みであったとしても売上高20,000百万円近くに達する計算になる。現実には2016年12月末の実績で既に44.2万人と期末の保有顧客数予想(44万人)を超えており目標売上を超えることも予想される。一方、今期は先行投資期間と位置付けているために、新規顧客獲得のための投資(販管費)を戦略的に行う予定だ。具体的には、第4四半期において販売促進の強化やOEM供給先の商圏の買い取りなどを行う。結果として、第3四半期時点では営業利益(78百万円)を計上しているが、営業損失(-500百万円)の計上を予想している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)



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