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日本トリム Research Memo(3):電解水素水生成技術を核に新規市場を切り開く



■会社概要

(2)日本トリム<6788>の事業領域

事業領域を家庭用電解水素水整水器及びカートリッジの製品開発及び製造販売にとどめず、ボトルドウォーターの製造販売、医療(血液透析)用や農業用途の整水器の製品開発及び販売を行っている。畜産分野への進出も進めている。また、連結子会社の(株)ステムセル研究所が再生医療に従事している。

(3)産学連携

同社は、エビデンスを根拠とする科学的アプローチをすることを基本方針としている。1991年に自社の研究部門を設立するなど、早くから電解水素水の研究に取り組んできた。研究開発は、自社内だけでなく、約20年前から国内外の大学や研究機関と電解水素水について、基礎分野、医療分野、農業・畜産分野の3つの分野で産学官共同研究を進めている。

基礎研究に関わるものは、九州大学、東京大学、高知大学及びスウェーデンのカロリンスカ研究所と行っている。研究課題は、電解水素水の物性解明、効果メカニズムの解明、バブリング水素水との相違などである。電解水素水のバブリング水素水との差別化に関する、九州大学、東京大学との共同論文を投稿中である。

臨床及び疫学調査を、高知県須崎市、高知大学医学部と共同研究を行う。2017年5月より開始する予定の共同事業に対して、須崎市議会は事業費に関する予算を承認している。また、「健康をキーワードとした地方創生事業」として国の地方創生推進交付金にも応募しており、承認されれば事業費の2分の1が補助される。市内の500世帯が、同社の電解水素水整水器を使用して日常的に電解水素水を飲用する。生活習慣病予防や健康増進に与える影響、医療費を調査・研究する。高知大学医学部と協力して、利用者の血液や健診データを収集する。

(4)成長マトリックス

電解水素水生成技術を核として展開する成長戦略を、市場と製品の2軸から、既存と新規に分け4つの象限に分類して説明する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)



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