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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、中東の不安定化でドル買いも金融政策にらみ


本日、ドル・円の為替レートは中東情勢の不安定化と今後の日米金融政策の見極めが影響し、伸び悩む展開が予想されている。イスラエルとイランの軍事衝突が激化しており、リスクオフのムードから「有事のドル買い」が見込まれる一方、調整売りがドルの上昇を抑える可能性がある。アジア市場ではドルの買戻しが進み、ドル・円は144円台に復帰したが、今後の米NY連銀製造業景気指数の改善がドルの支援材料となる可能性がある。しかし、明日からのFOMCでは政策金利据え置きが予想されており、地政学リスクが政策決定に影響を与える懸念が残る。

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、中東の不安定化でドル買いも金融政策にらみ 16日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。イスラエルとイランの戦闘激化と今週の日米中銀による政策決定を見極めるムードが広がる。「有事のドル買い」が見込まれる半面、調整含みの売りがドルの上昇を抑制しそうだ。

前週末はイスラエルとイランの軍事衝突で緊張が高まりリスクオフのムードが広がるなか、ドルへの買戻しが強まった。ユーロ・ドルは1.1560ドル台まで上昇後に1.1530ドル付近に失速、ドル・円は円買いに押され143円80銭台まで軟化した。週明けアジア市場で米10年債利回りは底堅く推移し、ドルは値ごろ感から買戻しが強まった。また、日経平均株価の堅調地合いで過度な円買いは後退し、ドル・円は144円台に再浮上している。

この後の海外市場はイスラエルとイランの戦闘激化で引き続き中東情勢の不安定化が嫌気され、スイスフランやドル、円など安全通貨に買いが入りやすい。今晩の米NY連銀製造業景気指数はやや改善が予想され、米国経済の減速懸念が和らげばドルの買戻しにつながる見通し。一方、明日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利据え置きが織り込まれているが、地政学リスクが今後の政策決定に影響を与える可能性もあり、ドル買いは限定的となりそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・6月NY連銀製造業景況指数(予想:-6.0、5月:-9.2)


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