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6月11日のNY為替概況


6月11日のニューヨーク外為市場では、ドル・円が145円46銭まで上昇後、144円33銭まで下落して引けました。これは、トランプ米大統領が中国との通商協議での合意を発表したことで、リスク選好から円売り・ドル買いが一時的に強まったためです。しかし、その後米5月消費者物価指数のコア指数が予想外に鈍化し、利下げ観測が強まる中、米10年債入札の堅調さから長期金利が低下し、ドル売りが再び優勢になりました。また、中東情勢の不安定化が報じられ、円買いが再開しました。ユーロ・ドルとポンド・ドルはともに上昇し、ドル・スイスは下落しました。

*04:10JST 6月11日のNY為替概況 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円46銭まで上昇後、144円33銭まで下落し、引けた。

トランプ米大統領が中国との通商協議での合意成立をソーシャルメディアで明らかにしたためリスク選好の円売り・ドル買いが優勢となった。その後発表された米5月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想外に鈍化し利下げ観測が強まったほか、10年債入札が堅調で長期金利が低下に伴いドル売りに転じた。その後、米高官がイラク、バグダッドの大使館スタッフ一部退去命令を用意しているとの報道で中東の地政学的リスク上昇を警戒し、リスク回避の円買いが再開。

ユーロ・ドルは1.1429ドルから1.1500ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は165円70銭へ下落後、166円42銭まで上昇。米中通商協議合意を好感し、リスク選好の円売りが強まったのち、中東地政学的リスク上昇懸念に伸び悩んだ。

ポンド・ドルは1.3488ドルから1.3567ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.8230フランから0.8185フランまで下落した。

[経済指標]
・米・5月消費者物価指数:前年比+2.4%(予想:+2.4%、4月:+2.3%)
・米・5月消費者物価コア指数:前年比+2.8%(予想:+2.9%、4月:+2.8%)
・米・5月消費者物価指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、4月:+0.2%)
・米・5月消費者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.3%、4月:+0.2%)
・米・5月財政収支:-3160億ドル(予想―3140億ドル、2024年同月―3471.31億ドル)

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