starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性


4日のドル・円相場は東京市場で上昇したが、欧米市場で下落し、最終的に142円89銭で取引を終了した。5日のドル・円は主に142円台で推移する見込みで、米長期金利の低下がドルの伸び悩みを招く可能性がある。これに関連して、最新の米ADP雇用報告では、雇用者数の伸びがわずかであることが明らかになった。また、米供給管理協会(ISM)の非製造業景況指数も50を下回り、景気の悪化が懸念されている。こうした経済指標の低下を受けて、ニューヨーク外為市場ではドル売りが優勢となった。しかし、地区連銀の報告では、物価上昇への警戒感から当面の利下げは先送りされる可能性が高いと予測されている。

*08:05JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性 4日のドル・円は、東京市場では143円67銭から144円38銭まで上昇。欧米市場では144円32銭から142円61銭まで下落し、142円89銭で取引終了。本日5日のドル・円は主に142円台で推移か。米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性がある。

米ADPリサーチ・インスティテュートが6月4日発表した5月全米雇用報告によると、民間雇用者数は前月比+3.7万人にとどまった。また、米供給管理協会(ISM)がこの日発表した5月非製造業景況指数は49.9と、4月の51.6から低下した。指数が節目の50を下回るのは2024年6月以来。経済指標の悪化を受けて米長期金利は低下し、4日のニューヨーク外為市場ではリスク回避のドル売りが優勢となった。ただ、午後に公表された米地区連銀経済報告では、「関税や不確実性の高い状況が経済全体に波及している」、「複数の地区が、物価上昇が強くて大幅、あるいは著しいものになると予想」などの見解が提示されており、利下げ再開時期は9月以降となる可能性が高いとみられている。

<CS>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.