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今日の為替市場ポイント:米国資産の持ち直しを意識してドルは下げ渋る可能性


22日のドル・円は、東京市場で下落し欧米市場で反発、一日の取引を143円95銭で終えました。本日23日も144円前後の取引が続く見通しです。米国資産の持ち直しに対する期待感がドルの下げ止まり要因となっているようです。そして、米CEAのミラン委員長は「強いドル政策の継続」を表明し、ドル安誘導の動きはないと述べました。一方で、ECBの金融安定報告は、米国の通商政策発表後にドルが安全資産とみなされずらくなっていると指摘。市場では米国債と米国株式の需要が回復する保証がないため、予測困難な状態が続くという見方が聞かれます。

*08:22JST 今日の為替市場ポイント:米国資産の持ち直しを意識してドルは下げ渋る可能性 22日のドル・円は、東京市場では144円40銭から143円01銭まで下落。欧米市場では142円81銭まで下げた後、144円33銭まで反発し、143円95銭で取引終了。本日23日のドル・円は主に144円を挟んだ水準で推移か。米国資産の持ち直しを意識してドルは下げ渋る可能性がある。

米ブルームバーグニュースによると、米大統領経済諮問委員会(CEA)のミラン委員長は5月22日「米国は強いドル政策を維持している」と述べた。ミラン氏は政府が密かにドル安誘導の国際的取り決めを画策しているとの見方を否定した。欧州中央銀行(ECB)が発表した金融安定報告では「4月の米通商政策の発表以降、ドルや米国債なこれまで安全とみなされてきた資産を遠ざける異例の動きがみられる」との懸念が表明されている。市場参加者の間からは「米国債の需要がただちに回復する保証はないため、ドル、米国債、米国株式の動向については予測困難な状態が続く」との声が聞かれている。

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