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【市場反応】米4月雇用統計、ポジティブサプライズでドル買い


米商務省が発表した4月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は予想を上回る17.7万人の増加となったが、失業率は4.2%で3月と同水準を維持し、歴史的な低水準を続けています。一方、2月と3月の合計で5.8万人の下方修正もありました。平均時給の伸びは予想外に鈍化し、前年比では3.8%の伸びに留まっています。労働参加率は予想外に上昇し62.6%に達しました。不完全雇用率は低下し1月以来の最低値である7.8%となりました。この雇用統計結果を受け、米国債利回りは上昇し、米ドルは上昇傾向を見せましたが、トランプ大統領のFRBへの利下げ要求がドル買いの勢いを抑える形となりました。ドル・円は一時144円93銭まで上昇しましたが、現在は144円50銭前後で推移しています。

*22:19JST 【市場反応】米4月雇用統計、ポジティブサプライズでドル買い 米商務省が発表した4月雇用統計で失業率は4.2%と、予想通り3月と同じく、歴史的にも低い水準を維持した。非農業部門雇用者数は前月比+17.7万人と、3月18.5万人から伸び鈍化も予想を上回った。3月分は22.8万人から18.5万人に下方修正された。2月、3月の2カ月間で5.8万人の下方修正となった。平均時給は前月比+0.2%で予想外に3月+0.3%から伸びが鈍化。前年比では+3.8%と、3月から上昇予想に反し同水準の伸びに留まった。

労働参加率は62.6%と、予想外に3月の62.5%から上昇。不完全雇用率(U6)は7.8%と、7.9%から低下し、1月来で最低。関税の影響は小売り関連の雇用が減少も、建設関連の雇用は増えるなど、まちまちとなった。

ポジティブサプライズを受け、米国債相場は下落。10年債利回りは4.22%から4.28%へ上昇した。米株式相場も先物で大幅高。ただ、トランプ大統領がFRBに対し、再び利下げを要請したためドル買いの勢いも限定的。ドル・円は144円93銭まで上昇後、144円50銭前後で推移した。ユーロ・ドルは1.1346ドルから1.1322ドルへじり安推移。ポンド・ドルは1.3298ドルから1.3265ドルまで下落した。

【経済指標】
・米・4月非農業部門雇用者数:17.7万人(予想13.8万人、3月18.5万人←22.8万人)
・米・4月失業率:4.2%(予想:4.2%、3月:4.2%)
・米・4月平均時給:前月比+0.2%、前年比+3.8%(予想:+0.3%、+3.9%、3月:+0.3%、+3.8%)

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