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3月21日のNY為替概況(訂正)


21日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は一時148円60銭まで下落した後、149円30銭まで反発しました。主な要因は、スタグフレーションへの懸念から長期金利が低下しドル売りが強まったことです。さらに、トランプ元大統領の中国の国家主席との会談予定の発表が市場の警戒感を和らげ、金利上昇に伴いドル買いが強まりました。 ユーロ・ドルは、ドイツ上院が国防・インフラに関する財政支出を可能にする法案を可決したことを受けて一時上昇しましたが、その後、ユーロ圏の3月消費者信頼感指数が予想を下回る結果となり、成長懸念から下落しました。「ユーロ/円」や「ポンド/ドル」、「ドル/スイス」もそれぞれ変動を見せました。

*04:23JST 3月21日のNY為替概況(訂正) 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円60銭へ弱含んだのち149円30銭まで上昇し、引けた。

グールズビー米シカゴ連銀総裁によるスタグフレーション関連の言及を受けた長期金利の低下に連れドル売りが優勢となった。その後、トランプ大統領が中国の国家主席との会談を予定していることや、基本的には相互関税だが、柔軟性もあることを明らかにしたため、警戒感が緩和。金利上昇に伴いドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは1.0861ドルまで上昇後、1.0798ドルまで下落し、引けた。

ドイツ上院が下院に続き基本法改正案を可決、国防・インフラで大型財政支出が可能となるため、成長拡大期待にユーロ買いが優勢となった。その後、ユーロ圏3月消費者信頼感指数速報値が予想外に悪化し、成長懸念が再燃しユーロ売りに転じた。

ユーロ・円は161円69銭から160円75銭まで下落した。

ポンド・ドルは1.2956ドルから1.2888ドルまで下落。

ドル・スイスは0.8797フランまで下落後、0.8836フランまで上昇した。

[経済指標]

・ユーロ圏・3月消費者信頼感指数速報値: ―14.5(予想:-13.0、2月:-13.6)

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