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【市場反応】米3月ミシガン大消費者信頼感は大幅悪化、長期期待インフレ率は93年来の高水準、ドルもみ合い


米3月のミシガン大学消費者信頼感指数は57.9に低下し、予想を大きく下回り、2022年11月以来の最低値となりました。FRBが注目している1年期待インフレ率は4.9%に上昇し、同じく22年11月以来の最大値となりました。長期インフレ期待も3.9%に急上昇し、1993年2月以来の高水準に達しました。これに対し、FRBが政策金利を当面維持する可能性が強まっています。市場はもみ合いを示しましたが、ドル・円は一時148円90銭まで上昇後、148円49銭に反落しました。ユーロ・ドルとポンド・ドルもそれぞれの水準で横ばいとなっています。

*23:28JST 【市場反応】米3月ミシガン大消費者信頼感は大幅悪化、長期期待インフレ率は93年来の高水準、ドルもみ合い 米3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は57.9となった。2月64.7から予想以上に低下し、22年11月来で最低となった。連邦準備制度理事会(FRB)が注目している1年期待インフレ率速報値は4.9%と、2月4.3%から予想外に上昇し、22年11月来で最高。5-10年期待インフレ率速報値は3.9%と2月から低下予想に反し、急伸し、1993年2月来で最高となった。

消費者信頼感の悪化も長期インフレ期待の動向を注視しているFRBは政策金利を当面維持するとの見方が強まった。米国債相場はもみ合い。ドル・円は148円90銭まで強含んだのち、148円49銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0878ドル、ポンド・ドルは1.2936ドルでそれぞれもみ合った。

【経済指標】
・米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:57.9(予想:63.0、2月:64.7)
・米・3月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:4.9%(予想:4.3%、2月:4.3%)
・米・3月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.9%(予想:3.4%、2月:3.5%)

<KY>
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