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NY株式:NYダウは193ドル安、トランプ政権の関税を警戒


米国株式市場は下落し、NYダウは193.62ドル安となった。市場は一時上昇したものの、FRB高官のタカ派発言やGDP価格指数の上方修正によりインフレ懸念が高まり、さらにトランプ大統領が関税発動を再表明したことで警戒感が増した。ナスダックも下落し、半導体セクターが特に悪化した。他方、ソフトウェアメーカーのスノーフレークは顧客増とマイクロソフトとの提携強化により上昇した。クルーズ船運営のノルウェージャンクルーズラインとパーソナルケア製品メーカーのバス&ボディワークスは弱い見通しが嫌気され、株価が下落。PCメーカーのデルは予想を上回る決算と増配を発表し、時間外取引で上昇した。

*06:50JST NY株式:NYダウは193ドル安、トランプ政権の関税を警戒 米国株式市場は下落。ダウ平均は193.62ドル安の43239.50ドル、ナスダックは530.84ポイント安の18544.42で取引を終了した。

半導体エヌビディアの決算を好感した買いに、寄り付き後、上昇。その後、連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言や10-12月期国内総生産(GDP)価格指数改定値が予想外に上方修正されたためインフレ懸念が強まったほか、トランプ大統領がカナダやメキシコ、中国に対する関税を計画通り発動すると再表明したため警戒感が一段と強まり下落に転じた。ナスダックもエヌビディアがけん引し下落に転じ終盤にかけ相場は下げ幅を拡大し、終了。セクター別では保険や電気通信サービスが上昇した一方で、半導体・同製造装置が下落した。

ソフトウエアメーカーのスノーフレーク(SNOW)は第4四半期決算で、一株当たりの損失が予想以上に拡大したが顧客増で大幅増収となったほか、マイクロソフトとの提携強化でオープンAIモデルに直接アクセスを可能とすることで合意し見通しが強く、上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)は第4四半期決算で内容が予想を上回り、見通しもほぼアナリスト予想に一致したが、弱い粗利益見通しが材料視され、売りに転じた。

クルーズ船を運営するノルウェージャンクルーズライン・ホールディングス(NCLH)は第4四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったが、弱い見通しが嫌気され、下落。パーソナルケア製品メーカーのバス&ボディワークス(BBWI)は通期の見通しが冴えず売られた。

PCメーカーのデル(DELL)は取引終了後に四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回ったほか、増配を発表し、時間外取引で上昇している。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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