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NY債券:米長期債相場は強含み、2月サービス業PMIは予想を下回る


21日の米国長期債相場は、米S&Pグローバルが発表した2月の総合PMI速報値が50.4に低下したことを受けて、強含みで推移しました。特にサービス業PMIは49.7と1月の52.9を大幅に下回り、サービス業の低迷が全体のPMI低下の主な要因とされています。製造業PMIはわずかな 増加を見せましたが、トランプ政権の関税措置や政府の支出削減が市場にさらなる不透明感をもたらしました。債券市場では、FF金利誘導目標水準が5月に4.25-4.50%となる確率が71%とされ、金利の動向も注目されています。イールドカーブはわずかにフラット二ングし、長期金利に若干の低下が見られました。

*08:32JST NY債券:米長期債相場は強含み、2月サービス業PMIは予想を下回る 21日の米国長期債相場は強含み。米S&Pグローバルがこの日発表した2月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.4で1月実績の52.7から低下したことが要因。株安も意識されたようだ。トランプ政権が掲げる関税措置と連邦政府の大規模な支出削減に対する懸念が重しになったとみられている。総合PMIの低下はサービス業の低下によるものとされる。サービス業PMIは49.7と、1月の52.9を大幅に下回った。節目の50を下回るのは2023年1月以来。一方、製造業PMIは51.6で1月の51.2を上回った。関税措置に関連するコスト増加や供給不足を見越した動きによるものとみられる。

CMEのFedWatchツールによると、21日時点で5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は71%程度。6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は63%程度。10年債利回りは4.505%近辺で取引を開始し、4.509%近辺まで上昇した後はじり安となった。一時4.404%近辺まで低下し、取引終了時点では4.427%近辺で推移。

イールドカーブは若干のフラットニング。2年-10年は22.70bp近辺、2-30年は47.50bp近辺で引けた。2年債利回りは4.20%(前日比:-7bp)、10年債利回りは4.42%(前日比-8bp)、30年債利回りは、4.67%(前日比:-7bp)で取引を終えた。

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