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欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、上昇基調継続も米PPIを見極め


13日の欧米外為市場でドル・円は伸び悩む可能性があります。ウクライナ戦争の終結を背景に円売りの動きが先行すると見られますが、米国のインフレ指標PPIが予想通りの鈍化を示せば、緩和的な金融政策への期待からドル買いは一服する可能性があります。12日に発表された米CPIは予想外の伸びを示し、FRBのパウエル議長が引き締め政策を維持する方針を明らかにしたことで、米金利とドルが上昇しました。しかし、ウクライナ戦争終結によるインフレ圧力の低下期待が続くため、ドルの下げ幅は限定的との見方が強いです。市場は米インフレと金融政策に引き続き注目しています。

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、上昇基調継続も米PPIを見極め 13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。ウクライナ戦争終結を好感した円売りが先行の見通し。ただ、今晩発表の米インフレ指標が想定通り鈍化すれば、緩和継続への思惑からドル買いは一服しそうだ。

前日発表された米消費者物価指数(CPI)は市場予想に反して伸びが加速。それを受け、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は2日目の議会証言で景気抑制的な政策を継続する方針を示すと米金利高・ドル高に振れた。一方、ウクライナ戦争終結への期待感からユーロ・ドルは1.0430ドル付近に切り返し、ドル・円は154円80銭台に水準を切り上げた。本日アジア市場はリスク選好ムードが広がり、円売りが主要通貨を押し上げた。

この後の海外市場は引き続き米国のインフレと金融政策を注視する展開となる。12日の強いCPIでFRBの追加利下げ観測は後退したが、今晩の生産者物価指数(PPI)が想定通り前回を下回れば緩和的な金融政策への思惑は根強くドル売りに振れやすい。また、明日の小売売上高を前に、様子見ムードも広がりそうだ。ただ、ウクライナ戦争の終結でエネルギー価格の低下を通じインフレ圧力は抑制されるとの見方から、ドルの下げは限定的とみる。

【今日の欧米市場の予定】
・16:00 英・12月商品貿易収支(11月:-193.11億ポンド)
・19:00 ユーロ圏・12月鉱工業生産(予想:前月比-0.6%、11月:+0.2%)
・22:30 米・1月生産者物価コア指数(予想:前年比+3.3%、12月:+3.5%)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(前回:21.9万件)


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