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NY株式:NYダウは168ドル高、景気を楽観視


米国株式市場は、GDPの伸びが予想を下回る一方、消費の拡大により楽観的な見方が広がり、NYダウは168ドル上昇しました。長期金利の低下と、テスラやメタ・プラットフォームズの株価上昇が市場を支えました。自動車セクターが上昇する一方、ソフトウェアやサービスは下落。しかし、トランプ元大統領の関税再表明により終盤は上げ幅を縮小しました。また、テスラはロボタクシーの計画発表、メタはAIに関する強気発言により期待感が高まりました。他方、UPSやコムキャストは業績の悪化で下落。インテルは好業績を発表し、時間外取引で買われましたが、アップルは予想を上回る利益を記録したものの、中国での売上が低調で売買が交錯しました。

*06:49JST NY株式:NYダウは168ドル高、景気を楽観視 米国株式市場は反発。ダウ平均は168.61ドル高の44,882.13ドル、ナスダックは49.43ポイント高の19,681.75で取引を終了した。

10-12月期の国内総生産(GDP)が予想を下回る伸びに留まったが消費の伸びが予想外に拡大したため経済に楽観的な見方が広がり、寄り付き後、上昇。長期金利の低下やテスラ(TSLA)やメタ・プラットフォームズ(META)の上昇が相場をさらに押し上げた。終日相場は堅調に推移したが、終盤にかけトランプ大統領がメキシコやカナダに対する25%の関税賦課する計画を再表明したため上げ幅を縮小し、終了。セクター別では、自動車・自動車部品が上昇した一方で、ソフトウェア・サービスが下落した。

ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラット・フォームズ(META)はザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の人工知能(AI)を巡り「今年はかなり大きな年になる」と強気な発言を受け期待感が広がり、上昇。電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)はマスクCEOがロボタクシーサービスを6月から開始する計画を発表し、期待感に買われた。

貨物運送会社のユナイテッド・パーセル・サービズ(UPS)はオンライン小売のアマゾン(AMZN)との事業縮小が響き、売上高予想が予想を下回り、下落。メディア、ケーブル会社のコムキャスト(CMCSA)は第4四半期のブロードバンド契約者数の減少が予想以上に加速したことが嫌気され、下落。情報技術ソリューションを提供するヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は競争阻害を理由に司法省が同社のジュニパーネットワーク(JNPR)買収を阻止すべく訴訟を提起したことが嫌気され、下落。重機メーカーのキャタピラー(CAT)は25年の売上高を巡りやや低調との悲観的な見通しを示し、下落した。

半導体のインテル(INTC)取引終了後に第4四半期決算を発表。内容が好感され、時間外取引で買われている。携帯端末のアップル(AAPL)は四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったが、中華圏売上高が予想を下回り、売り買いが交錯している。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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