starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

米国株見通し:伸び悩みか、週末に向け利益確定売りも


米国株市場では、S&P500先物とナスダック100先物が共に堅調な動きを見せ、米株式市場は買い先行の展開となる見通しです。16日の主要3指数は前日に反落し、小売売上高が低調だった一方で、フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想外に強く、これが利下げ休止観測を後押ししました。結果として、長期金利の動きを受けてハイテク株が売られましたが、この中でモルガン・スタンレーの好業績が金融セクターを支えました。エネルギー価格の動向や中国経済の回復期待が注目される中、金融セクターを中心に買いが継続する一方で、短期的な過熱感から利益確定売りが週末に向けて強まる可能性があります。また、FRBの利下げ休止を巡る思惑が広がり、長期金利が上昇すれば、ハイテク株への圧力が再び増す可能性もあります。

*13:57JST 米国株見通し:伸び悩みか、週末に向け利益確定売りも (13時30分現在)

S&P500先物      5,987.25(+11.75)
ナスダック100先物  21,295.00(+45.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は56ドル高。米金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


16日の主要3指数は反落。序盤から不安定な値動きでプラスは続かず、ダウは68ドル安の43153ドルと4日ぶりにマイナスへ転じた。この日発表された小売売上高は低調だったが、フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想外に強く、利下げ休止観測が高まった。それを受けた長期金利で、ハイテク売りが指数を下押し。半面、本格化する企業決算でモルガン・スタンレーの業績拡大が好感され、金融セクターが相場を支えた。


本日の相場は伸び悩みか。エネルギー価格の動向や中国の景気回復期待に関連する銘柄の動きが注目される。今週発表された主力銀行の好業績を受け市場心理は改善しており、金融セクターを中心に買いは継続。半面、短期的な過熱感により週末に向け利益確定売りが強まる可能性があろう。また、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ休止に思惑が広がり、長期金利が上昇基調に戻ればハイテク関連への売りが出やすく指数の重石となるだろう。




<TY>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.