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NY為替:米長期金利低下と株安を意識、リスクオフの円買い強まる


30日のニューヨーク為替市場では、ドル・円が157円64銭まで上昇したが、米12月シカゴ購買部協会景気指数の予想外の悪化に伴い、ドル売りが優勢となり、最終的には156円80銭で引けた。この背景には、米長期金利の低下と株安があり、リスクオフの円買いが強まったことが影響している。一方で、米12月ダラス連銀製造業活動指数が予想外のプラスとなり、株式相場がやや回復したため、円の下げ止まりも見られた。ユーロやポンドも対ドルで売られ、ユーロはECBのハト派発言が影響した。

*07:50JST NY為替:米長期金利低下と株安を意識、リスクオフの円買い強まる 30日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円64銭まで上昇後、156円67銭まで下落し156円80銭で引けた。米12月シカゴ購買部協会景気指数が11月から改善予想に反し悪化し、米債券利回りの低下に伴いドル売りが優勢となったほか、株安に連れリスク回避の円買いが強まった。その後、米12月ダラス連銀製造業活動指数が予想外のプラスに改善したほか、株式相場の回復に連れ、下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.0452ドルから1.0372ドルまで下落し、1.0401ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)高官のインタビューでのハト派発言を受け、欧州の金利先安観にユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は164円68銭から162円81銭まで下落。ポンド・ドルは1.2600ドルから1.2507ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9030フランから0.9074フランまで上昇した。
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