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NY株式:NYダウは15ドル高、長期金利の上昇が重石


ニューヨーク株式市場は、ダウ平均が15.37ドル高となった一方で、ナスダックは19.93ポイント下落するなど、まちまちな展開となりました。主要な動きとして、連邦公開市場委員会(FOMC)が利下げペース減速を示したことを受けて前日急落した市場に買い戻しの動きが起こり、寄り付き後は上昇しました。しかし、7‐9月期のGDPが上方修正され、新規失業保険申請者数減少を受け長期金利が上昇し、これが相場の圧力となりました。その結果、引けにかけて売りが優勢になり、ナスダックは下落。企業別には、アクセンチュアとカーマックスが好業績で上昇、パランティア・テクノロジーズの米陸軍との提携拡大も注目を集めました。一方、マイクロン・テクノロジーは予想を下回る売上高見通しで株価大幅下落しました。

*06:34JST NY株式:NYダウは15ドル高、長期金利の上昇が重石 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は15.37ドル高の42,342.24ドル、ナスダックは19.93ポイント安の19,372.77で取引を終了した。

寄り付き後は上昇。連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げペースの減速を示したことを受けた前日の急落は行き過ぎとの見方から買い戻しの動きが出た。朝方発表された7-9月期国内総生産(GDP)は上方修正され、新規失業保険申請者数も減少と経済活動の拡大が示されたことで長期金利が上昇、相場の重石となり伸び悩んだ。引けにかけて売りが優勢となり、ナスダックは下落に転じた。セクター別では、消費者サービス、テクノロジー・ハード・機器が上昇。不動産管理・開発の下げが目立った。

コンサルティング会社のアクセンチュア(ACN)は四半期決算が市場予想を上回る内容で、通期の売上高見通しを上方修正したことも好感され急伸。中古車販売のカーマックス(KMX)は四半期決算が市場予想を上回り買われた。 レストラン運営会社のダーデン・レストランツ(DRI)は同業のブリンカー・インターナショナル(EAT)やテキサス・ロードハウス(TXRH)も連れて買われた。

ソフトウエア開発会社のパランティア・テクノロジーズ(PLTR)は米陸軍との提携拡大を発表し上昇。半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)が大幅安。前日引け後に発表した第2四半期の売上高見通しが市場予想を大きく下回った。 住宅建設会社のレナー(LEN)は四半期決算が市場予想に届かず下落。

スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は引け後に四半期決算を発表。市場予想を上回る内容で時間外取引で上昇している。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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