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米国株見通し:戻りの鈍い値動きか、イベント通過も金利高止まりを嫌気


米国株市場の見通しは混在しており、金利の高止まりが株価の戻りを抑制しています。S&P500先物は小幅高ですが、ナスダック100先物は小幅安となっています。前日の主要3指数も軟調で、ナスダックとS&Pがマイナスに転じ、NYダウは連続9日目の下落を記録しました。小売売上高の改善は見られたものの、FRBの緩和策が期待されない中で長期金利は上昇を続け、特にハイテク株に下落圧力がかかりました。本日も金利高止まりがハイテク株中心に売り圧力を持続させる懸念があり、FRBの金利見通し次第で株式市場に失望感が広がる可能性があります。

*13:34JST 米国株見通し:戻りの鈍い値動きか、イベント通過も金利高止まりを嫌気 (13時30分現在)

S&P500先物      6,130.75(+3.50)
ナスダック100先物  22,310.25(-4.25)


米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は47ドル高。米金利は底堅く、本日の米株式市場は高安まちまちとなりそうだ。


16日の主要3指数は軟調。序盤から売りに押されナスダックとS&Pはマイナスに転じ、ダウは267ドル安の43449ドルと連続のマイナス記録を9日に伸ばした。この日発表された小売売上高は予想通り前回から改善し、良好な景況感を受け買いが入りやすい地合いとなった。しかし、緩和政策継続への期待感が低下するなか、長期金利は上昇基調を維持。エヌビディアなど主力ハイテクを中心に売りが継続し、相場を圧迫した。


本日は戻りの鈍い値動きか。連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCでの討議を踏まえ、0.25%の追加利下げに踏み切る公算。焦点となっている当局者の金利見通し(ドットチャート)で来年の利下げ回数が市場予想の4回を下回れば、緩和政策後退で失望売りが優勢となりそうだ。売り一巡後はイベント通過に伴い割安感の生じた銘柄に買戻しが見込まれるが、長期金利の高止まりでハイテクをはじめ主力セクターへの売りが続くとみる。



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