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12月17日のNY為替概況


12月17日のニューヨーク為替市場では、ドル・円が154円00銭まで上昇した後、153円16銭まで下落しました。11月の米国小売売上高が予想を上回る伸びを示したことで、一時的にドル買いが強まったものの、その後はコア指数の予想通りに及ばず、11月の鉱工業生産が予想外に低下したことからドル売りが優勢となりました。米国10年債利回りも4.43%から4.37%まで低下しました。ユーロ・ドルは1.0516ドルから1.0488ドルへ下落し、ユーロ・円も161円65銭から160円78銭まで下落しました。一方、ポンド・ドルは英国の強い雇用指標に支えられ1.2684ドルから1.2729ドルへと上昇しました。ドル・スイスフランは0.8969フランから0.8915フランへ下落しました。

*04:57JST 12月17日のNY為替概況  17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、154円00銭へ上昇後、153円16銭まで下落し、引けた。米国の11月小売売上高の予想を上回る伸びを受けてドル買いが一時強まったが、その後、小売売上高コア指数の予想下振れや11月鉱工業生産の予想外のマイナス継続などが懸念され、ドル売りが優勢になった。米10年債利回りは4.43%台へ上昇後、4.37%台まで低下した。

 ユーロ・ドルは1.0516ドルへ上昇後、1.0488ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は161円65銭から160円78銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.2684ドルへ下落後、1.2729ドルまで上昇。英国の強い雇用指標がポンドの下支えになったとみられる。ドル・スイスフランは0.8969フランから0.8915フランまで下落した。

[経済指標]
・米・11月小売売上高:前月比+0.7%(予想:+0.6%、10月:+0.5%←+0.4%)
・米・11月小売売上高(自動車除く):前月比+0.2%(予想:+0.4%、10月:+0.2%←+0.1%)
・米・11月鉱工業生産:前月比-0.1%(予想:+0.3%、9月:-0.4%←-0.3%)
・米・11月設備稼働率:76.8%(予想:77.3%、10月:77.0%←77.1%)
・米・12月NAHB住宅市場指数:46(予想:47、11月:46)
・米・10月企業在庫:前月比+0.1%(予想:+0.1%、9月:+0.1%)
・カナダ・11月消費者物価指数:前年比+1.9%(予想:+2.0%、10月:+2.0%)

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