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12月13日のNY為替概況


12月13日、ニューヨーク外為市場でドル円が153円26銭から153円80銭に上昇しました。背景には米11月の輸入物価指数が予想以上の結果を示し、インフレ鈍化が停滞するとの見通しが強まったため、来年の利下げペースが鈍化するとの観測が影響しています。これにより、長期金利が上昇し、ドルが買われました。同時に、日銀が来週の金融政策決定会合で利上げを見送るとの報道により円が売られたことも影響しました。また、ユーロは政局の安定化により一時上昇するも反落、ポンドは下落しました。他の主要通貨対ドルの動きとしては、ドル・スイスが上昇しています。

*05:00JST 12月13日のNY為替概況 13日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円26銭から153円80銭まで上昇し、引けた。

米11月輸入物価指数が予想外のプラスとなったほか、最近のインフレデータを受け、米インフレ鈍化の進展停滞で、来年の利下げペースが鈍化するとの思惑に長期気金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。また、日銀が18日、19日に開催を予定している金融政策決定会合で利上げの見送りを検討しているとの報道に円売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.0524ドルまで上昇後、1.0482ドルまで反落し、引けた。

フランスのマクロン大統領が新首相に中道派、バイル氏を指名したため政局不透明感が緩和、さらに、センテノ・ポルトガル中銀総裁が段階的な政策変更を好む姿勢を示し、ユーロ売りが後退。

ユーロ・円は161円56銭まで上昇後、160円96銭まで反落。

ポンド・ドルは1.2668ドルから1.2609ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.8915フランから0.8942フランまで上昇した。

【経済指標】

・米・11月輸入物価指数:前月比+0.1%(予想:-0.2%、10月:+0.1%←+0.3%)
・米・11月輸出物価指数:前月比+0%(予想―0.3%、10月+1.0%←+0.8%)


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