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【市場反応】米11月CPIは予想に一致、12月追加利下げ確率上昇、ドル売り


米労働省が発表した11月の消費者物価指数(CPI)は予想通りの伸びを示しましたが、市場は12月の追加利下げ確率が上昇するとの見方を強めました。CPIは前月比で+0.3%増、前年比で+2.7%増となり、どちらも予想通りの結果でした。特にコア指数は食品やエネルギーを除いたインフレ率を示す重要な指標で、こちらも安定した+3.3%を記録しました。この発表を受けて米国債相場は反発し、10年債利回りは4.249%から4.21%まで低下しました。為替市場ではドルが一時的に買われた後に売りが優勢となり、ドル・円は152円06銭まで反落、ユーロ・ドルやポンド・ドルもそれぞれ上昇しました。

*23:01JST 【市場反応】米11月CPIは予想に一致、12月追加利下げ確率上昇、ドル売り 米労働省が発表した11月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.3%となった。伸びは予想通り10月+0.2%から加速し4月来で最大。前年比では+2.7%。伸びは10月+2.6%から加速し7月来で最大となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として特に注視している食品やエネルギーを除いたコア指数は前月比+0.3%と予想通り10月と同水準にとどまった。前年比でも+3.3%と、予想通り10月と同水準を維持した。

予想に一致した結果を受け、12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ確率が上昇。米国債相場は反発。10年債利回りは4.249%から4.21%まで低下した。ドルも買われたのち、売りが優勢となった。ドル・円は152円82銭まで上昇後、152円06銭まで反落。ユーロ・ドルは1.0504ドルへ弱含んだのち、1. 0537ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2740ドルから1.2782ドルまで上昇。

【経済指標】
・米・11月消費者物価指数:前年比+2.7%(予想:+2.7%、10月:+2.6%)
・米・11月消費者物価コア指数:前年比+3.3%(予想:+3.3%、10月:+3.3%)
・米・11月消費者物価指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、10月:+0.2%)
・米・11月消費者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、10月:+0.3%)

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