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11月26日のNY為替概況


11月26日のニューヨーク外為市場では、ドル・円が初めは下落傾向を示して152円99銭まで下がりましたが、その後、アメリカの11月消費者信頼感指数が改善したことから一転してドル買いが強まり、153円72銭まで上昇しました。トランプ次期大統領の追加関税計画発表により、市場はリスク回避の円買いに向かいましたが、米国の指標改善に伴ってドル買いに転じました。一方、ユーロは欧州中央銀行の追加利下げの可能性を背景に売られ、ユーロ・ドルは1.0523ドルから1.0457ドルまで下落しました。ポンド・ドルなど他の通貨ペアも動きがありましたが、全体としてドルがやや強含みで推移しました。

*05:05JST 11月26日のNY為替概況 26日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円99銭まで下落後、153円72銭まで上昇し、引けた。

トランプ次期大統領が追加関税計画を発表し、警戒感からリスク回避の円買いが優勢となった。その後発表された米11月消費者信頼感指数がほぼ1年ぶりの高水準に改善したため長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは1.0523ドルから1.0457ドルまで下落し、引けた。

欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁が基本シナリオ予想通りとなった場合、利下げを継続するとの発言を受けて、追加利下げを織り込むユーロ売りが強まった。

ユーロ・円は、161円40銭から160円38銭まで下落した。トランプ次期大統領が示唆した追加関税案による世界経済混乱を警戒したリスク回避の円買いが強まった。

ポンド・ドルは1.2608ドルから1.2525ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.8847フランから0.8886フランまで上昇した。

【経済指標】
・米・11月フィラデルフィア連銀非製造業活動:-5.9(10月:+6.0%)
・米・9月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+4.57%(予想:+4.70%、8月:+5.21%←+5.20%)
・米・9月FHFA住宅価格指数:前月比+0.7%(予想:+0.3%、8月:+0.4%←+0.3%)
・米・11月リッチモンド連銀製造業指数:-14(予想:-11、10月:-14)
・米・11月消費者信頼感指数:111.7(予想:111.8、10月:109.6←108.7)
・米・10月新築住宅販売件数:61万戸(予想:72.5万戸、9月:73.8万戸)
・米・11月ダラス連銀サービス業活動:9.8(10月2.0)

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