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日経平均VIは低下、午後は株価下落で警戒感も意識


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、現在23.46で前日比0.25ポイントの低下を示しています。これは、投資家が今後の市場変動をあまり予想していないことを示唆しています。午前中は米株式市場の影響を受けて、日経225先物が上昇し、株価も底堅い動きを見せたため、VIは緩やかに下がっていました。しかし午後になると、日経225先物が下げに転じたことから、ボラティリティの増加が懸念され、VIの低下幅が縮小しています。日経平均VIは通常、日経平均株価と逆相関する傾向があり、市場急落時に急騰することがあります。

*14:13JST 日経平均VIは低下、午後は株価下落で警戒感も意識 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.25(低下率1.05%)の23.46と低下している。なお、今日ここまでの高値は23.62、安値は21.67。

昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇した流れを受け、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。午前の時間帯は株価が底堅く推移したことから警戒感が緩和し、日経VIは昨日の水準を大きく下回って推移した。しかし、午後は日経225先物が下げに転じ、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが意識され、日経VIは低下幅を縮小する動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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