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米国株見通し:伸び悩みか、今週大幅高の調整で下押しも


米株式先物市場では、S&P500先物が変わらず、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は若干安の8ドル。ナスダックとS&Pは3日続伸し、過去最高値を更新したが、ダウは小幅に下落。本日もトランプ次期政権への期待感から買いが優勢だが、急激な上昇を受けて一部利益確定の売りも見られる。特に減税や規制緩和の恩恵を受ける企業に注目が集まり、相場を押し上げると予想される。一方で、週末にかけては利益確定の売りも予想されるが、下値は堅く推移する見通し。

*13:49JST 米国株見通し:伸び悩みか、今週大幅高の調整で下押しも (13時30分現在)

S&P500先物      6,003.75(0.00)
ナスダック100先物  21,230.25(+5.50)


米株式先物市場でS&P500先物は変わらず、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は8ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。


7日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは3日続伸で最高値を更新したが、ダウは前日終値をわずかに下回る43729ドルで取引を終えた。トランプ次期政権による政策期待の買いが続き、投資家心理は良好。ただ、大統領選の結果を受けた急激な上昇で景気敏感や消費を中心に利益確定や持ち高調整の売りが下押しする場面もあった。もっとも、連邦公開市場委員会(FOMC)は想定通りの0.25%の利下げ決定がダウを支えた。


本日は伸び悩みか。トランプ次期政権の発足に向け、政策期待による買いが入りやすい地合いは続くだろう。特に減税や規制緩和の恩恵を受ける企業が注目され、相場を押し上げる見通し。また、景況感の改善を受け、景気敏感や消費なども選好されやすい。ただ、今週は大統領選後に想定以上に買いが膨らんだことから、週末に向け利益確定や持ち高調整の売りが出やすい地合いが続くとみる。もっとも、下押しされても下値は堅いとみる。


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