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日経VI:大幅に低下、株価堅調で警戒感が緩和


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、30日に大幅低下し、25.97を記録しました。これは前日比-3.47(11.79%低下)で、株価の堅調さが影響しています。市場は、日銀の金融政策決定会合や米国の重要経済指標、そして大統領選などの重要イベントを控え、全体的に警戒感が続いているが、今日の株価の安定した動きが次第にそのムードを緩和しました。日経VIは市場の期待する日経平均株価の変動を示し、通常は日経平均株価と逆相関する特徴があります。

*16:05JST 日経VI:大幅に低下、株価堅調で警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は30日、前日比-3.47(低下率11.79%)の25.97と大幅に低下した。なお、高値は29.12、安値は25.97。今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では明日の日銀金融政策決定会合の結果発表と植田総裁の会見、11月1日の10月の米雇用統計発表、11月5日投開票の米大統領選など重要イベントを控え、警戒感も継続しているが、今日は取引開始後も株価が底堅く推移したことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和し、日経VIは昨日の水準を下回って推移。取引終了時に低下幅を拡大した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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