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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、重要イベント見極めも円売りがサポート


29日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い動きが予想されています。今週発表される米国のGDPと雇用統計が注目され、上値は重くなる見通しです。日銀の早期利上げ観測が後退したため、円売りがドルをサポートする可能性があります。前日には具体的材料が少ない中で金利上昇が抑制されたが、NY株式市場の堅調さでリスク好感による円売りが進行しました。アジア市場でもドル・円は回復基調を示しています。また、共和党候補としてトランプ前大統領の再登板が注目される中で、減税措置によるドル高が予想されます。引き続き、米金利高やドル高が続くと見られるが、経済指標の発表を控え、ドルの売買には慎重な姿勢も見られるでしょう。

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、重要イベント見極めも円売りがサポート 29日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。今週発表される米国の国内総生産(GDP)や雇用統計を見極める展開となり、上値の重さが意識される見通し。一方、日銀の早期利上げ観測後退で円売りがドルをサポートしそうだ。

前日は具体的な手がかりが乏しいなか金利高は抑制され、ドル売りに振れやすい地合いとなり、ユーロ・ドルは1.08ドル台から1.0830ドル付近に上昇。ドル・円は152円40銭付近に下落後は、NY株式市場の堅調地合いでリスク選好の円売りが強まり、153円30銭台に持ち直した。本日アジア市場は米金利が底堅く推移し、ユーロ・ドルは軟化。一方、ドル・円は152円台に下げたものの、153円付近に持ち直している。

11月5日の大統領選に向け共和党候補のトランプ前大統領の再登板の観測が高まるなか、減税措置によるドル高が見込まれる。この後の海外市場は引き続き金利高・ドル高の地合いに。米JOLT求人件数が低調ならドル売りの可能性もあろう。ただ、GDPや雇用統計など経済指標が注目されるなか、内容を見極めようと積極的なドルの売り買いは手控えられそうだ。一方で、日銀の早期利上げ観測は後退し、円売りがドルを支える。

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 英・9月住宅ローン承認件数(予想:6.50万件、8月:6.49万件)
・21:30 米・9月卸売在庫速報値(前月比予想:0.0%、8月:+0.1%)
・22:00 米・8月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.2%、7月:+0.1%)
・22:00 米・8月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:+4.80%、7月:+5.92%)
・23:00 米・10月消費者信頼感指数(予想:99.3、9月:98.7)
・23:00 米・9月JOLT求人件数(予想:793.5万件、8月:804.0万件)



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