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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米トランプ関税にらみも米株高なら円売り


本日の欧米外為市場では、ドル・円が堅調な動きを見せると予想されます。米トランプ政権はEUに対する関税引き上げを示唆し、これがユーロ売りとドル買いを導きましたが、過度なドル売りは後退しました。アジア市場では株安で円売りが減少しましたが、割安感からドル・円は149円台に戻しました。また、米エヌビディアの好調な決算が市場に影響を与えており、ハイテク株の強気相場が円売りを推進する可能性があります。トランプ政権の関税政策の動向や米経済指標に注目が集まるなか、ドル・円は安定した値動きを維持する見込みです。

*17:37JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米トランプ関税にらみも米株高なら円売り 27日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米トランプ政権の関税引き上げ方針には柔軟性もみられ、過度なドル売りは後退。一方、米エヌビディア決算の記録的好決算を受け、強気相場なら円売りが見込まれる。

米トランプ政権は欧州連合(EU)に対する関税引き上げの方針を示し、ユーロ売り・ドル買いが先行。同時に世界経済収縮への警戒感で米金利安・ドル安にも振れ、ユーロ・ドルは1.05ドルを挟んでもみ合い、ドル・円は149円90銭付近から148円80銭台まで約1円安の展開に。本日アジア市場はアジア株安で円売りは後退。ただ、ドル・円は割安感から米金利高を受け買戻しが強まったほか、月末需要で149円台に再浮上した。

この後の海外市場はトランプ関税を注視する展開となりそうだ。米国はカナダやメキシコへの関税引き上げを延期するなど柔軟姿勢を見せ、リスク回避の円買いを弱める可能性があろう。一方、米国経済の不透明感が深まるなか、国内総生産(GDP)改定値が横ばいならドル売りは後退。また、NY株式市場でエヌビディアが四半期決算として過去最高を記録し、ハイテクを中心とした強気相場となれば円売りが主要通貨を押し上げるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 スイス・10-12月期国内総生産(予想:前年比+1.6%、7-9月期:+2.0%)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.1万件、前回:21.9万件)
・22:30 米・10-12月期国内総生産改定値(予想:前期比年率+2.3%、速報:+2.3%)
・22:30 米・1月耐久財受注(予想:前月比+2.0%、12月:-2.2%)
・22:30 加・10-12月期経常収支(予想:-31億加ドル、前回:-32.3億加ドル)


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