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米国株見通し:伸び悩みか、当局者の見解に警戒も


S&P500の先物はやや値を下げ、一方でナスダック100の先物は僅かに上昇しています。17日は主要株価指数がまちまちの動きを見せ、特にダウは最高値を更新しましたが、ナスダックは上げ幅を縮小しました。今後の株価は、ネットフリックスの好業績を受けハイテク株に期待が集まる一方で、住宅関連の指標が予想以上に悪化する場合、株価の上昇を抑える可能性があるため、伸び悩むかもしれません。また、FRBの政策方針や当局者の見解が相場に影響を与えることが予想されます。

*13:53JST 米国株見通し:伸び悩みか、当局者の見解に警戒も (13時30分現在)

S&P500先物      5,885.75(-1.25)
ナスダック100先物  20,374.50(+6.50)


17日の主要3指数はまちまち。終盤の失速でナスダックは上げ幅縮小、S&Pは下げに転じ、ダウは161ドル高の43239ドルと最高値を連日更新した。この日発表された小売売上高とフィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想通り前回から改善し、ソフトランディング期待の買いが先行。決算発表のトラベラーズ・カンパニーズは業績が好調で、金融セクターが選好された。ただ、長期金利の上昇による売りが指数を下押しした。


本日は伸び悩みか。前日引け後のネットフリックスの業績発表が市場の期待を上回り、ハイテク関連が選好されやすい。今晩のアメリカン・エクスプレスは個人消費の指標としても注目される。連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策方針を見込んだ買いが引き続き相場の押し上げ要因に。ただ、今晩発表の住宅関連指標は前回から悪化が予想され、過度な買いを抑える可能性があろう。当局者からのタカ派的な見解も警戒されそうだ。


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