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東京為替:ドル・円は乱高下、夕方に円買い再開


*17:05JST 東京為替:ドル・円は乱高下、夕方に円買い再開 31日の東京市場でドル・円は乱高下。日銀の政策決定で円買いが強まり、一時151円台半ばまで急落。その直後にドルが大きく買い戻され、153円89銭まで切り返した。ただ、日銀総裁会見で円買いが再開し、夕方にかけて150円95銭まで値を下げた。
・ユーロ・円は166円49銭から163円43銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0811ドルから1.0830ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値38,140.77円、高値39,188.37円、安値37,954.38円、終値39,101.82円(前日比575.87円高)
・17時時点:ドル円150円70-80銭、ユーロ・円163円10-20銭
【金融政策】
・日銀
・金融市場調節方針(賛成7反対2)
無担保コールレート(オーバーナイト物)を0.25%程度で推移するよう促す。
・長期国債買入れ減額(全員一致)
月間の長期国先入れ予定額を、原則として毎四半期4000億円ずつ減額し、2026年1-3月に3兆円程度とする。
・金融市場調節方針の変更に伴う各種制度の適用利率の変更など(賛成7反対2)
-保管当座預金制度の適用利率:0.25%
-基準貸付け利率:0.5%
-貸出増加支援資金供給等(新規実施分)に対する適用金利:
被災地金融機関支援オペ、気候変動対応オペは貸付利率0.25%
貸出増加支援資金供給は変動金利貸付けの変更のうえ実施
【要人発言】
・植田日銀総裁
「経済物価見通し実現なら、引き続き政策金利を引き上げ」
「為替の変動が物価に影響を及ぼしやすくなっている面がある」
「追加利上げで経済・物価が減速するとはみていない」
「先行きの急激な利上げを回避するというプラス面もある」
「利上げは、円安が必ずしも最大の要因ではない」
「政策金利、まだしばらくは中立金利より低い水準」
「政府与党幹部の利上げ容認発言、個別の発言にコメントは控える」
「賃金上昇が続く見通しのもとで、利上げの判断になっている」
「円安、物価見通しが動くかもしれないリスクとして政策判断の1つとした」
・日銀展望レポート
「2024年実質GDPは+0.6%(4月時点+0.8%)、コアCPIは+2.5%(同+2.8%)」
「2025年実質GDPは+1.0%(4月時点+1.0%)、コアCPIは+2.1%(同+1・9%)」
【経済指標】
・日・ 6月鉱工業生産速報値:前月比-3.6%(予想:-4.5%、5月:+3.6%)
・中・7月製造業PMI:49.4(予想:49.4、6月:49.5)
・中・7月非製造業PMI:50.2(予想:50.3、6月:50.5)
・豪・4-6月期消費者物価指数:前年比+3.8%(予想:+3.8%、1-3月期:+3.6%)
・豪・6月消費者物価指数:前年比+3.8%(予想:+3.8%、5月:+4.0%)
・豪・6月小売売上高:前月比+0.5%(予想:+0.2%、5月:+0.6%)
・独・7月失業率:6.0%(予想:6.0%、6月:6.0%)


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