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米国株見通し:伸び悩みか、買戻し先行も金融政策にらみ


*13:35JST 米国株見通し:伸び悩みか、買戻し先行も金融政策にらみ (13時20分現在)

S&P500先物      5,362.00(+34.00)
ナスダック100先物  18,964.75(+178.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は75ドル高。米金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ


22日の主要3指数は反落。終盤にかけて下げ幅縮小もナスダックは3日ぶり、S&Pは4日ぶりに下げ、ダウは201ドル安の39671ドルと再びマイナスに転じた。この日公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は当局者による最近のタカ派的な見解を裏付ける内容となり、底堅い長期金利を受けた主力株の売りが相場を圧迫。一方、エヌビディアの決算発表に向け好業績を期待したハイテク買いは縮小し、軟調地合いで引けた。


今晩は伸び悩みか。エヌビディアの四半期決算は市場の期待を上回り、ハイテクを中心に買いが入りやすい展開となりそうだ。ただ、消費関連セクターの業績が悪化すれば買いを抑制する要因に。一方、PMIは製造業、サービス業とも前回からほぼ横ばいと予想され、連邦準備制度理事会(FRB)の年内利下げ開始への思惑が広がりやすい。半面、引き締め的な金融政策の長期化が見込まれており、金利高が続けば過度な買いを抑制しそうだ。


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