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東米国株見通し:下げ渋りか、売り一巡後は様子見も


*13:54JST 東米国株見通し:下げ渋りか、売り一巡後は様子見も (13時30分現在)

S&P500先物      5,239.50(-1.75)
ナスダック100先物  18,462.00(-15.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は25ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ


11日の主要3指数は堅調。ナスダックとS&Pは反発、失速後に持ち直したダウは235ドル高の39005ドルと続伸で取引を終えた。この日公表された2月消費者物価指数(CPI)は総合が前回と予想を上回り、コア指数は前回を下回ったものの予想より強い内容となった。前月比も含めインフレ再加速が示され、政策金利引き下げへの期待は遠のいた。それを受け長期金利は上昇基調に振れたものの、調整一服により買戻しが相場を支えた。


本日は下げ渋りか。インフレ再加速を裏付けた前日のCPIを消化する展開となり、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待後退を背景に売りが出やすい。長期金利の上昇基調が維持されれば、幅広い売りが相場を圧迫。ただ、今晩は材料難で売り一巡後は下げ渋るとみられ指数の下げは限定的。一方、14日発表の小売売上高は大幅改善が予想され、ソフトランディング期待の買いにつながる可能性からも過度な売りは回避されよう。



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