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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米FRB議長の中立的見解も明日の雇用統計にらみ


*17:42JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米FRB議長の中立的見解も明日の雇用統計にらみ 7日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)議長の中立的な議会証言で、ドル売り先行。日銀の緩和修正を見込んだ円買いも出やすい。ただ、米雇用統計をにらみ、下げは想定内となりそうだ。

パウエルFRB議長は議会証言で引き締め的な政策について中立的な見解を示し、過度な期待は後退。この日発表されたJOLTS求人件数の予想外に弱い内容は利下げ観測を後押しし、米金利安・ドル安基調に。ユーロ・ドルは1.09ドル台に浮上し、ドル・円は149円付近に値を下げている。一方、日本の給与所得の伸びが鮮明で日銀の緩和修正への思惑から本日アジア市場で円買い優勢となり、ドルは149円を割り込んだ。

この後の海外市場は欧米金融政策にらみ。欧州中銀(ECB)はタカ派的な当局者の見解が目立つものの、政策金利引き下げが現実的となればユーロへの利益確定売りが出やすい。他方、パウエル氏は前日に続き中立的な政策スタンスを示すとみられ、年内の利下げが2-3回にとどまるとの市場観測ならドル売り圧力を弱めそうだ。新規失業保険申請件数など雇用関連指標は横ばいと予想されており、過度なドル売りを弱めるだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・22:15 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(4.50%に据え置き予想)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.7万件、前回:21.5万件)
・22:30 米・1月貿易収支(予想:-635億ドル、12月:-622億ドル)
・22:30 米・10-12月期非農業部門労働生産性改定値(前期比年率予想:+3.1%、速報値:+3.2%)
・22:30 カナダ・1月貿易収支(予想:0.0億加ドル、12月:-3.1億加ドル)
・22:45 ラガルドECB総裁会見
・24:00 パウエル米FRB議長証言(上院銀行委員会)
・01:30 メスター米クリーブランド連銀総裁オンライン講演(経済見通し)
・05:00 米・1月消費者信用残高(予想:+100.00億ドル、12月:+15.61億ドル)
・バイデン米大統領一般教書演説


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