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NY株式:NYダウは97ドル安、FRBの利下げ急がない姿勢が重し


*06:39JST NY株式:NYダウは97ドル安、FRBの利下げ急がない姿勢が重し 米国株式市場は反落。ダウ平均は97.55ドル安の38,989.83ドル、ナスダックは67.43ポイント安の16,207.51で取引を終了した。

連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを急がない姿勢を受けた長期金利の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。ハイテクは引き続き人工知能(AI)関連の強い需要を期待した買いが支え、一時プラス圏を回復し全体相場を支援。しかし、アトランタ連銀のボスティック総裁が年2回の利下げ予想を示し慎重姿勢を再表明すると、終盤にかけ利益確定売りが強まり、再び下落し終了した。セクター別では半導体・同製造装置、銀行が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。

AI向けサーバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)はS&P500種指数構成銘柄に採用されたことが好感され、上昇。同じく採用が発表された靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)も上昇した。一方、指数から除外が発表された家電のワールプール(WHR)は下落。百貨店のメーシーズ(M)は、投資会社のアークハウス、ブリゲード・キャピタルが同社買収で提示価格を引き上げたとの報道を受け、買収の可能性が強まったとの期待に上昇。

格安航空会社のジェットブルー(JBLU)は競合スピリット航空(SAVE)との統合計画を打ち切り、上昇。スピリット航空(SAVE)は下落した。配車サービスのリフト(LYFT)やレストラン食品配達のドアダッシュ(DASH)はそれぞれアナリストの投資判断引き上げで上昇。地銀のニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)は大手格付け会社による格下げによる借り入れコストの上昇が警戒され、大幅安。携帯端末のアップル(AAPL)はアップストア規則を巡り市場独占を試みたと欧州連合(EU)が同社に対する18億ユーロの制裁金を発表、想定していた規模を上回り、売られた。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は中国出荷台数が約1年ぶりの低水準に落ち込んだことが明らかになり、下落。

半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)は時価総額で世界第3位に浮上し、サウジアラムコを抜いた。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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