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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、円買い先行も米インフレ指標を見極め


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、円買い先行も米インフレ指標を見極め 27日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。日本の消費者物価指数(CPI)コア指数は予想を上回り、日銀の政策修正を見込んだ円買いが先行。ただ、今週の米PCEコア価格指数を見極めようとドル売りは小幅にとどまりそうだ。

前日の取引は欧米中銀の政策方針が注目され、欧州通貨は底堅く推移した。ラガルド欧州中銀(ECB)総裁のタカ派的な発言で引き締め的な政策の継続を見込んだユーロ買いが強まり、ユーロ・ドルは1.08ドル前半から半ばを維持。一方、米国の早期利下げ観測後退でドル・円は150円80銭台に浮上したが、年初来高値を意識した売りが重石となった。本日アジア市場で円買い先行も、ドル・円は下値の堅さが目立つ。

この後の海外市場は日米の金融政策が注目される。日本のインフレ率は想定ほど低下しておらず、日銀の修正期待による円買いがドルを下押ししそうだ。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)による政策金利引き下げの時期は後ずれする公算だが、年後半の利下げの思惑は過度なドル買いを弱める。ただ、29日に発表される米コアPCE価格指数は前回並みとなる可能性があるためドルは売りづらく、下げは限定的となろう。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・1月マネーサプライM3(前年比予想:+0.3%、12月:+0.1%)
・22:30 米・1月耐久財受注速報値(前月比予想:-5.0%、12月:0.0%)
・23:00 米・12月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.3%、11月:+0.3%)
・23:00 米・12月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:+6.00%、11月:+5.40%)
・23:05 バー米FRB副議長(銀行監督担当)講演(カウンターパーティ信用リスク関連)
・24:00 米・2月消費者信頼感指数(予想:115.0、1月:114.8)
・24:00 米・2月リッチモンド連銀製造業指数(予想:-8、1月:-15)
・03:00 米財務省・7年債入札


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