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欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米金利高・ドル高継続も高値の売りに警戒


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米金利高・ドル高継続も高値の売りに警戒 3日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の引き締め継続に前向きな見解で、米金利高・ドル高に振れやすい。ただ、150円台は利益確定売りが見込まれ、高値圏では上値が重くなりそうだ。

前日発表された米ISM製造業景況感指数は回復傾向を強め、好不況の境目である50に接近。また、パウエルFRB議長が物価安定の重要性に言及すると、引き締め継続観測により米長期金利は騰勢を強めドル買い地合いに。ユーロ・ドルは1.05ドルを割り込み年初来安値を更新、ドル・円は年初来高値を更新し、149円90銭に接近した。本日アジア市場もその流れが受け継がれ、ドルは節目の150円手前で底堅く推移した。

この後の海外市場は引き続き高水準の米金利が手がかり。今晩の経済指標でJOLTS求人件数は前回から増加の見通しで、雇用情勢の改善が好感されれば金利高・ドル高を後押しする材料になる。ただ、米国議会の予算協議は進展せず、積極的な売り買いは手控えられそうだ。一方、また、2日の日銀短観は2期連続の改善が示され、円売りは後退。さらに日本政府による為替介入への警戒感は変わらず、円売りを抑制するとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・21:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁討論会参加(経済見通し、インフレなど)
・23:00 米・8月JOLT求人件数(予想:883.0万件、7月:882.7万件)

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