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NY債券:米長期債相場は弱含み、追加利上げの確率は低下


*06:52JST NY債券:米長期債相場は弱含み、追加利上げの確率は低下 1日の米国長期債相場は弱含み。米労働省がこの日発表した8月雇用統計によると、非農業部門雇用者数は予想以上に増加したものの、失業率は悪化し、賃金の伸びはやや鈍化した。8月雇用統計は米労働市場における需給関係が緩和しつつあることを示唆する内容であり、11月と12月における利上げ確率は低下した。しかしながら、長期債利回りは反転し、2年-10年などのイールドカーブはスティープニング。

CMEのFedWatchツールによると、1日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.25-5.50%となる確率は93%程度。11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.50-5.70%以上となる確率は37%程度。12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.50-5.70%以上となる確率は34%程度。10年債利回りは一時4.053%近辺まで低下したが、まもなく反転し、4.200%近辺まで上昇。取引終了時点にかけて4.179%近辺で推移。

イールドカーブはスティープニング。2年-10年は-70.10bp近辺、2-30年は-58.30bp近辺で引けた。2年債利回りは4.88%(前日比:+2bp)、10年債利回りは4.18%(前日比+8bp)、30年債利回りは、4.29%(前日比:+8bp)で取引を終えた。

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