後場に注目すべき3つのポイント~TOPIXはバブル崩壊後高値、強気転換か?
・日経平均は5日続伸、TOPIXはバブル崩壊後高値、強気転換か?
・ドル・円は下げ渋り、米金利は低下一服
・値上がり寄与トップはリクルートホールディングス<6098>、同2位はソニーG<6758>
■日経平均は5日続伸、TOPIXはバブル崩壊後高値、強気転換か?
日経平均は5日続伸。201.46円高の32820.80円(出来高概算6億4273万株)で前場の取引を終えている。
31日の米株式市場でダウ平均は168.33ドル安(-0.48%)と5日ぶり反落、ナスダック総合指数は+0.11%と5日続伸。米7月個人消費支出(PCE)コアデフレーターが予想に一致し、利上げ終了期待を背景とした買いが先行。ただ、雇用統計の発表を控えた警戒感もくすぶり、終盤にかけてダウ平均は下落に転じた。一方、ハイテクは長期金利の低下で安心感が広がり終日堅調に推移した。前日までの4日続伸で短期的な過熱感が意識された日経平均は98.19円安からスタート。一方、寄り付き直後から切り返すと即座にプラス圏に浮上。予想に反して拡大・縮小の境界値である50を上回った中国8月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)が好感され、堅調に推移する中国株を背景に日経平均もじわじわと上げ幅を広げる展開となり、終盤には32845.46円(226.12円高)まで上昇した。
個別では、ロシアの一段の原油輸出削減に向けた動きを背景とした原油市況の強含みにより、INPEX<1605>、石油資源開発<1662>、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などが大きく上昇。中国の景気対策への期待からかJFE<5411>、日本製鉄<5401>の鉄鋼が全般高い。神戸製鋼所<5406>は電動車向けの新たな鋼板開発に関する報道も寄与し大幅高。筑波銀行<8338>、千葉興業銀行<8337>の地銀を筆頭とした銀行セクターのほか、野村<8604>、マネックスG<8698>の証券・商品先物、T&DHD<8795>、MS&AD<8725>の保険など金融関連が強い。川崎汽船<9107>、商船三井<9104>の海運、三井物産<8031>、丸紅<8002>の商社、帝人<3401>、東レ<3402>の繊維製品など景気敏感株も全般高い。配当性向の引き上げを発表した四電工<1939>、前期上振れ着地などが評価された内田洋行<8057>はそれぞれ急伸。
一方、子会社社長らの不祥事が伝わったアインHD<9627>が急落。ユーザーローカル<3984>は株式売り出しに伴う需給悪化が嫌気され大きく下落。ほか、国内証券のレーティング格下げを受けた物語コーポ<3097>、四半期収益の鈍化が嫌気されたACCESS<4813>、業績予想を下方修正したトリケミカル<4369>などが大幅に下落している。
セクターでは鉱業、鉄鋼、銀行を筆頭に全面高となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄が全体の72%、対して値下がり銘柄は23%となっている。
前日に発表された米7月個人消費支出(PCE)コアデフレーターは前月比および前年同月比ともに市場予想に一致した。前年同月比は+4.2%と米連邦準備制度理事会(FRB)のインフレ目標である2%を依然として大幅に上回っており、前月比も+0.2%と上昇が続いているが、前月比の伸びは6月から横ばいで小幅な伸びにとどまっている。FRBが特に重要視している指標なだけに、無難に消化できたこと、そして米長期金利の低下基調が続いたことは投資家心理の一段の改善につながっている。
今晩は米雇用統計が発表されるが、米雇用動態調査(JOLTS)、ADP全米雇用リポート、米PCEコアデフレーターと、今週発表された雇用・物価に関する指標は全て市場予想以下に収まっていることで、雇用統計に対する警戒感は大きく和らいでいる。余程大きく予想を上回らない限り、市場への影響は限られそうで、投資家の株式の買い安心感が強まっているように見受けられる。
東京市場は日経平均および東証株価指数(TOPIX)ともに今週は5日続伸と、負けなしの状態できている。TOPIXは遂に8月1日高値を上回り、ザラ場ベースでちょうど1カ月ぶりにバブル崩壊後の高値を更新している。日経平均もようやく25日線や75日線に続いて、50日線、13週線の上値抵抗線を上抜いてきており、これで日足・週足・月足ともに目立った上値抵抗線は見当たらない形となった。テクニカルな好転は鮮明になっている。
東証プライムの売買代金は8月29日まで8日連続で2兆円台にとどまっていたが、30日には3兆円台を回復。前日の31日はMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が算出する指数の銘柄入れ替えに伴うリバランス(再調整)というテクニカルな要因もあったが、売買代金は4兆円台を超えた。本日も3兆円は超えてきそうなペースと思われる。
夏季休暇入りの海外投資家が本格的に相場に戻ってくるのは4日のレーバーデー以降と言われている。ただ、ジャクソンホール会議を通過したことで、一部の海外投資家は早くも相場に戻って日本株に買いを入れているのではないかといった指摘もあり、足元の売買代金の増加はそうした指摘を表しているのかもしれない。
一方、前日に日本取引所グループ(JPX)が公表した投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物・先物合算で2103億円と2週連続の売り越しとなり、現物だけでも2095億円と2週連続の売り越しだった。海外投資家が現物で2週以上連続での売り越しを見せたのは3月下旬以来となる。全体の売り越しに占める現物の割合も大きく、海外投資家の投資スタンスの変化はやや気がかり。
しかし、本日が特にそうだが、東京時間に入ってからの動きが予想以上に強い展開が今週は印象強い。来週に発表される今週分の投資部門別売買動向では、海外投資家が再び買い越しに転じている可能性はありそうだ。
他方、来週は週末に9月限先物・オプション取引の特別清算指数算出(メジャーSQ)を控える。9月限の日経平均のオプション取引の建玉残を確認すると、行使価格30000円のプットに1万6000枚と建玉残が大きく積み上がっている一方、行使価格33000円のコールにも1万枚と建玉残が積み上がっている。8月上旬は極端にプットの建玉残の多さが目立っていて、株価の下落ヘッジを意識した動きが優勢だった。しかし、8月下旬にかけてはプットの建玉残が漸減していく一方でコールの建玉残が徐々に増加し、足元では株価上昇に備えたヘッジの動きも増えてきているようだ。
こうしたなか、現物の売買代金も徐々に回復してきてはいるが、足元の相場の強さは、ジャクソンホール会議通過後のデリバティブ取引を主体としたメジャーSQ前の買い戻しに過ぎないという見方もできそうだ。本日から9月相場に入ったが、今月は日米ともに先物・オプション取引の清算や金融政策決定会合など重要イベントが多い。9月は例年、株価パフォーマンスが軟調であるという季節性もある。基調の強さが続くかについてはまだまだ予断を許さないだろう。
■ドル・円は下げ渋り、米金利は低下一服
1日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。日経平均株価が安寄り後に切り返し、日本株高を好感した円売りで145円70銭まで強含んだ。その後はドル・人民元に連れ安し、一時145円24銭まで下落。ただ、米金利が下げ止まり、ドル売りは後退している。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円24銭から145円70銭、ユーロ・円は157円57銭から157円91銭、ユーロ・ドルは1.0836ドルから1.0853ドル。
■後場のチェック銘柄
・ホーブ<1382>、ストレージ王<2997>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはリクルートホールディングス<6098>、同2位はソニーG<6758>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・4-6月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+4.5%(予想:+8.3%、1-3月期:+11.0%)
・中・8月財新製造業PMI:51.0(予想:49.0、7月:49.2)
【要人発言】
・欧州中央銀行(ECB)7月理事会議事要旨
「全メンバーは25BPの利上げを支持」
「9月会合に焦点を当てすぎることに警戒」
「経済がスタグフレーションに直面しているとの懸念が指摘された」
<国内>
特になし
<海外>
・15:30 スイス・8月消費者物価指数(前年比予想:+1.5%、7月:+1.6%)
<CS>
吉原光夫、生田絵梨花ら「レ・ミゼラブル」キャストが帝国劇場クロージング公演で思いを回想
「ごぶごぶフェス」25年も5月に万博公園 今年は「H Jungle with t」“復活”
全22製品の無期限または1年間ライセンスが無償配布される AOMEI クリスマスプレゼントキャンペーン!
【favs】補水発想のオイルケアをかなえるオイルミストが登場♪
NTTデータとキナクシス、サプライチェーン近代化の変革に向け提携
TENGAとジェンダーレスアンダーウエアブランド「Bushy Park」がコラボ♡
【12月21日生まれの著名人】片岡鶴太郎、神田正輝、恵俊彰、本木雅弘ら
ブライトコーブ、主要マーテックソリューションと戦略的に提携しグローバルな顧客拡大と価値提供を促進
キナクシス、次世代のサプライチェーン革新者育成に向けた4万ドルの学術奨励金を発表
長谷川慎✕古屋呂敏 ハグルーティーンを披露!ドラマ再編集版にはカットされたキスシーンも!『恋をするなら二度目が上等~special edition~』公開記念イベントレポ
高橋ジョージ「やっぱりお縄だよ」新曲の印税引き出したら銀行の態度が…その後に残高見て仰天
「普通は即死」渡辺香津美、危篤状態から在宅療養に 妻「生きていてさえくれれば…」
粗品がバッサリ「おじさんパーカー騒動」の27歳女性脚本家を“ひと言”で介錯
上沼恵美子に「番組ナメてはりません?」ブチ切れされた大物俳優が「君は…」
北九州中学生2人死傷 近くに住む40代男性を殺人未遂容疑で逮捕
さらば・森田、『ラヴィット』で放送禁止用語の大失言!麒麟・川島が即謝罪もブチ切れ
中川翔子「加害者を守る必要なんかない」 北九州・中学生殺傷事件では容疑者報道めぐり物議
特殊捜査係20人が窓ガラス割り突入、容疑者確保 中学生2人殺傷
二宮和也、45歳女性タレントに打ち合わせでの悪い態度を暴露され「何であいつ来るんだよ」恨み節
ベラルーシで日本人2人目の拘束 日本大使館が現地報道を事実と確認
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
中山美穂さんが“一番心を許していた親友”は男性芸人「つらすぎるけど泣かないように頑張ります」
高橋ジョージ「やっぱりお縄だよ」新曲の印税引き出したら銀行の態度が…その後に残高見て仰天
千円札に込めた奇跡!明石家さんまが30年間大切にした「ラブレター」に感涙
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
飯島直子「いつみんなに言おうか…」別れを報告「お空へ旅立ちました」
まるで別人?浜崎あゆみのFNS歌謡祭での姿に驚きの声
54歳急死の中山美穂さん自宅に妹、中山忍の姿 報道陣に深々と頭下げる
吉原光夫、生田絵梨花ら「レ・ミゼラブル」キャストが帝国劇場クロージング公演で思いを回想
「ごぶごぶフェス」25年も5月に万博公園 今年は「H Jungle with t」“復活”
NY為替:【NY午前外為概況】ドル・円は156円11銭から156円80銭で推移
全22製品の無期限または1年間ライセンスが無償配布される AOMEI クリスマスプレゼントキャンペーン!
【favs】補水発想のオイルケアをかなえるオイルミストが登場♪
NTTデータとキナクシス、サプライチェーン近代化の変革に向け提携
TENGAとジェンダーレスアンダーウエアブランド「Bushy Park」がコラボ♡
NY為替:ドル・円は156円28銭まで下落
【12月21日生まれの著名人】片岡鶴太郎、神田正輝、恵俊彰、本木雅弘ら
ドランクドラゴン鈴木が「史上初の快挙」?出演ドラマのセリフに「あんな事して大丈夫かなー」