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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ加速を好感も過度な円売りは縮小


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ加速を好感も過度な円売りは縮小 10日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。今晩発表の米消費者物価指数(CPI)は強い内容が予想され、引き締め継続期待のドル買いを後押ししそうだ。ただ、日本の為替介入が警戒され、円安は抑制されるだろう。

前日の海外市場は材料難のなか、底堅い米10年債利回りをにらみややドル買い基調に振れた。ユーロ・ドルは1.10ドル台回復に失敗して1.0970台に失速し、ドル・円は抵抗線として意識された143円半ばを上抜け143円70銭台に浮上。ユーロ・円は欧州株高を好感して157円後半を維持した。本日アジア市場は積極的な売り買いが手控えられ方向感が乏しいものの、米インフレ上昇への期待で緩やかなドル高が進んだ。

この後の海外市場は米経済指標が焦点。今晩の米CPIは13カ月ぶりの上昇と観測され、クリーブランド連銀も前回を上回ると試算。市場の想定に沿った内容なら次回9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げの観測を後押しする材料となり、米金利高・ドル高が見込まれる。ただ、新規失業保険申請件数も前週より弱ければ、ドル高を抑制しよう。一方、145円に接近すれば日本の為替介入への警戒感で円売りは抑制される。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・7月消費者物価指数(前年比予想:+3.3%、6月:+3.0%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:23.0万件、前回:22.7万件)
・02:00 米財務省・30年債入札
・03:00 米・7月財政収支(予想:-986億ドル、22年7月:-2110.52億ドル)
・04:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁ビデオあいさつ(雇用関連セミナー)
・05:15 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁オンライン講演(雇用関連)


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