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欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米FOMC議事要旨は非ハト派でも円売り抑制


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米FOMC議事要旨は非ハト派でも円売り抑制 5日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。今晩公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がハト派的でなければ、7月利上げを期待したドル買いが先行。ただ、日本の為替介入への警戒感から円売りは抑制され、ドルの上値は重い。

前日は米独立記念日に伴う休場で薄商いのなか、ややドル売りに振れた。3日に発表されたISM製造業景況指数は景気の好不況の節目50を下回り、予想よりも弱い内容に。雇用指数の悪化でインフレ圧力はやや弱まりユーロ・ドルは1.09ドル台に浮上、ドル・円は144円20銭付近に軟化する場面もあった。ただ、本日アジア市場で国内勢のドル買いが先行したほか日経平均株価の下げ幅縮小で円買いは後退し、ドルは144円半ばに値を上げた。

この後の海外市場は米金融政策の先行きが注視される。連邦準備制度理事会(FRB)当局者はインフレ抑止の姿勢を強めており、引き締め長期化に思惑が広がる。FEDウォッチによると、今月25-26日開催の次回FOMCに向け、利上げ再開が織り込まれつつある。今晩公表される前回の議事要旨が想定ほどハト派的でなければ金利高は維持され、ドル買いに振れやすい。ただ、ドル・円については日本の為替介入への警戒感により円売りは縮小しそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・6月サービス業PMI改定値(予想:52.4、速報値:52.4)
・17:30 英・6月サービス業PMI改定値(予想:53.7、速報値:53.7)
・18:00 ユーロ圏・5月生産者物価指数(前年比予想:-1.3%、4月:+1.0%)
・23:00 米・5月製造業受注(前月比予想:+0.8%、4月:+0.4%)
・23:00 米・5月耐久財受注改定値(前月比予想:+1.7%、速報値:+1.7%)
・03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月13日-14日会合分)
・05:00 ウィリアムズNY連銀総裁討論会参加(中銀リサーチ協会年次総会)


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