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米国株見通し:底堅い値動きか、市場心理は悪化せず


*13:43JST 米国株見通し:底堅い値動きか、市場心理は悪化せず (13時30分現在)

S&P500先物      4,488.75(-3.50)
ナスダック100先物  15,342.00(-22.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は40ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


3日の主要3指数は続伸。4日のNY休場を控え薄商いのなか、6月30日終値を下回る場面もあったが、プラスを維持し、ダウは10ドル高の34418ドルと3日連続で上値を伸ばした。この日発表されたISM製造業景況指数は景気の好不況の節目50に届かず、予想を下回った。ただ、雇用指数の悪化でインフレ圧力が弱まり、新規受注は改善。また、ゴールドマンなどが増配を発表すると金融株が買われた。ハイテクの一部も指数をサポートした。


本日は下げ渋りか。連邦準備制度理事会(FRB)当局者はインフレ抑止でおおむね一致し、引き締め長期化による景気への影響が警戒されている。FEDウォッチによると、今月25-26日開催の次回連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、利上げ再開が織り込まれつつある。ただ、今晩公表される前回FOMCの議事要旨が想定ほどタカ派的でなければ金利高は抑制され、幅広い買いが見込まれる。全般的に市場心理は悪化しておらず、売りは消極的との見方もあろう。


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