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東京為替:ドル・円は堅調、夕方に142円台回復


*17:07JST 東京為替:ドル・円は堅調、夕方に142円台回復
21日の東京市場でドル・円は堅調。米金利の持ち直しでドル買いが先行したほか、日経平均株価の反転で円売り優勢となり、ドルは朝方の141円28銭から上昇基調を強めた。午後は日本株の上げ幅拡大でリスク選好の円売りに振れ、142円12銭まで値を切り上げた。

・ユーロ・円は154円31銭から155円15銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0922ドルから1.0906ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円142円00-10銭、ユーロ・円155円10-20銭
・日経平均株価:始値33,200.63円、高値33,657.87円、安値33,154.68円、終値33,575.14円(前日比186.23円高)

【要人発言】
・植田日銀総裁
「粘り強く金融緩和を継続、賃金上昇を伴う形で2%目標の持続・安定的な実現目指す」
「日本の景気、資源高の影響を受けつつも持ち直し」
「日本をめぐる不確実性は極めて高い」
・安達日銀審議委
「物価のメーンシナリオは大きな不確実性、金融政策の修正は時期尚早」
「長い目で見れば物価には下振れリスクの方が大きい」
「物価の下振れリスクを考慮すればYCCの枠組みは必要」
「足元の物価上昇、これまで考えていたよりも速いペース」
・日銀金融政策決定会合・議事要旨(4月27-28日分)
「物価見通しは幾分上振れ、稚拙な緩和修正はリスク大」(ある委員)
「YCC見直しを検討しても良い状況だが、もう少し様子見が適当」(ある委員)
「金融緩和維持で賃上げモメンタムを支える必要」(複数の委員)

【経済指標】
・英・5月消費者物価指数:+8.4%(前年比予想:+8.4%、4月:+8.7%)
・英・5月生産者物価指数・産出:前年比+2.9%(予想:+3.5%、4月:+5.2%←+5.4%)
・南ア・5月消費者物価指数:前年比+6.3%(予想:+6.5%、4月:+6.8%)


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