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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、日米金利差で上昇基調も欧州通貨にらみ


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、日米金利差で上昇基調も欧州通貨にらみ 20日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。日米金利差を意識した取引となり、ドル買い・円売り基調の継続で一段の上昇を目指す見通し。ただ、欧州通貨買いに振れればドルは下押しされ、対円で上げ幅を縮小する可能性があろう。

前日はNY休場で様子見ムードが広がるなか、欧州株安を背景にリスク回避的な円買いが先行。その後はユーロ売りに振れ、ユーロ・ドルは1.09ドル付近に軟化、ドル・円は142円付近に値を戻した。本日アジア市場で国内勢によるドル買いが先行し、ドル・円は一時142円前半に値を上げたが、中国経済の先行き不透明感で円買いに振れた。また、豪準備銀行の議事要旨は想定ほどタカ派的でなく、豪ドル・円がドル・円を下押ししている。

この後の海外市場は日米金利差が意識され、ドル・円は全般的に下げづらい展開となりそうだ。ただ、前週のミシガン大学消費者信頼感指数など消費関連の統計でインフレ鎮静化は鮮明になりつつあり、引き締め長期化観測が後退すれば金利高は抑制されドルの重石となりやすい。また、中国経済の減速懸念で、欧米株安なら円買いがドルを下押し。さらに、ドル・円は昨年秋ごろの高値圏に値を上げ、日本政府による円買い介入も警戒されるだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・4月経常収支(3月:+312億ユーロ)
・19:30 ブラード米セントルイス連銀総裁講演(バルセロナ)
・21:30 米・5月住宅着工件数(予想:140.0万戸、4月:140.1万戸)
・21:30 米・5月住宅建設許可件数(予想:142.5万戸、4月:141.7万戸)
・24:45 ウィリアムズNY連銀総裁、バー米FRB理事講演(リーダーシップ関連)


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