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東京為替:ドル・円は反発、日銀緩和継続で141円台


*17:07JST 東京為替:ドル・円は反発、日銀緩和継続で141円台
16日の東京市場でドル・円は反発。持ち高調整に伴うドル売りが先行し、午前中に139円85銭まで下げる場面もあった。ただ、日銀が緩和政策の継続を決定すると、円売り優勢の展開に。植田日銀総裁の緩和継続の方針を受け、ドルは141円40銭まで値を切り上げた。

・ユーロ・円は153円09銭から154円69銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0961ドルから1.0936ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円141円10-20銭、ユーロ・円154円40-50銭
・日経平均株価:始値33,399.15円、高値33,772.76円、安値33,186.93円、終値33,706.08円(前日比220.59円高)

【金融政策】
(1)イールドカーブ・コントロール(全員一致)
・金融市場調節方針
短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に-0.1%のマイナス金利を適用。
長期金利:10 年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金額の長期国債の買入れを行う。
・長短金利操作の運用
長期金利の変動幅をプラスマイナス0.5%程度とし、10年物国債金利について0.50%の利回りで指し値オペを、明らかに応札が見込まれない場合を除き毎営業日実施。上記の金融市場調節方針と整合的なイールドカーブの形成を促すため、大規模な国債買入れを継続するとともに、各年限において機動的に買い入れ額の増額や指し値オペを実施する。
(2)資産買入れ方針(全員一致)
・ETFおよびJ-REITについて、それぞれ年間約12兆円、年間約1800億円に相当する残高増加ペースを上限に必要に応じて買入れを行う。
・CPなどは約2兆円の残高を維持。社債などは感染症拡大前の同程度のペースで買入れを行い、買入れ残高を感染症拡大前の水準(約3兆円)へと徐々に戻す。ただし、社債などの買入れ残高の調整は、社債の発行環境に十分配慮して進めることとする。

【要人発言】
・日銀(声明)
「粘り強く金融緩和を継続し、賃金上昇を伴う形で物価目標の実現を目指す」
「資源高や海外の鈍化で下押し圧力も緩やかに回復していく」
・植田日銀総裁
「物価見通し、7月展望レポートに向け丹念に精査していきたい」
「来年以降の賃上げの持続性、不確実性が高い」
「物価、今年度半ばにかけてプラス幅縮小と予想」
「金融政策の修正、物価の中心見通しだけで行動するわけではない」
「YCC、ある程度のサプライズ発生はやむを得ない」
「YCCの副作用、足元はやや落ち着いている」
「持続・安定的な物価2%目標にはまだ達していない」
「物価見通しが大きく変われば政策変更につながる可能性」
・ナーゲル独連銀総裁
「夏休み以降も利上げを続ける比津欧があるだろう」

【経済指標】
・特になし


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